北海道は冬の電気代が高い！夏の約1.3倍！2023年節約する方法は？

冬(1-3月)の電気代、北海道札幌市在住の我が家は、夏(7-9月)の約1.32倍！(2021年-2022年シーズン)

金額にして約10,000円高いです・・ 我が家の電気代を先に見る

こんにちは、家族から批判を受けながらも暖房の設定温度を20℃にキープしている札幌市3LDKマンション在住・兼業主夫のケンさく（ @kensaku358）です。

北海道電力は、電気料金を2013年9月と、2014年11月の2回も値上げして日本で一番高い電気料金のまま・・

さらに、2022年以降は、エネルギー高騰問題が起き、全ての電気使用世帯が支払う「燃料費調整額 」が高騰し、電気代が値上がり状況。

この記事では、我が家の電気代、北海道二人以上世帯の電気代、電気代が高い要因・節約対策をまとめます。

私は、5年半の間で約12万円安くなった新電力会社への電気切り替え節約技が使えなくなったので、地道な節約技、他の固定費の節約を実行します。

北海道札幌市在住4人家族50アンペア契約(我が家)電気代平均は2022年冬1-3月で14,019円と1番高い！

2021年4月～2022年3月	電気代	使用量
冬(1月～3月)	42,057円	1,320kwh
秋(10月～12月)	35,094円	1,120kwh
春(4月～6月)	32,208円	1,124kwh
夏(7月～9月)	31,902円	1,021kwh

夏と冬では、約10,000円も違います・・

夏、エアコンの使用は少なく、冬の暖房器具はパネルヒーターで灯油を使用。

灯油ボイラーは電気を使用するので、ほぼ1日中電源入れっぱなしに。

朝も暗～い日が多いので、照明をフル点灯。

【北海道電力従量電灯Bの場合】16,607円(2022年1-3月平均)
【サニックスでんきの場合】14,019円(2022年1-3月平均)

我が家は、北海道の冬の電気代平均位でした。

電力会社を安いサニックスでんきと契約しているので、安いということでしょうか・・

電気代については、しゅふでんサイト に詳しく記事にしています。

北海道電気代平均は2022年冬1-3月で16,650円！勤労二人以上世帯

北海道 勤労二人以上世帯の平均額

【電気代】16,650円(2022年1-3月平均)
【灯油代】13,586円(2022年1-3月平均)

【合　計】30,236円(2022年1-3月平均)

北海道 冬の電気代が高い理由3つ！電気料金が日本一高い！寒い＆暗い！エネルギー高騰！

【日本一高い電気料金】北海道電力は東日本大震災後2回値上げ実施

北海道電力は、泊原発が長期停止となり、石炭火力発電に頼ることとなり、コストアップ・・

2回も値上げを実施しており、北海道の電気料金は高いのです。

30A契約 300Kwh/月 使用時

電力会社	2023年1月電気料金
北海道電力 従量電灯B	11,553円
中部電力ミライズ 従量電灯B	10,617円
東京電力 従量電灯B	10,584円
沖縄電力 従量電灯	10,284円
東北電力 従量電灯B	9,855円
中国電力 従量電灯A	9,447円
四国電力 従量電灯A	9,289円
関西電力 従量電灯A	8,808円
九州電力 従量電灯B	8,754円
北陸電力 従量電灯B	8,344円

【寒い＆暗い！】暖房機器使用時間・照明点灯時間が長く光熱費が夏より約1.2～1.5倍高くなる

北海道は10月下旬から4月上旬までは、暖房が必要。

暖房設備は、ストーブ、ファンヒーター、パネルヒーター、エアコンなどなど、長時間使用＋消費電力が大きいです。

あと、冬の朝は7時頃まで、夕方も16時頃には暗くなるため、照明の点灯時間も必然的に長くなります。

昨今は、新型コロナ感染拡大でおうち時間も増え、暖房使用時間に加え、テレビ・ゲーム時間も増加・・

ということで、冬の電気代は夏よりも高くなります。

また、札幌市のエアコン普及率(家庭)が27％（2014年全国消費実態調査｜総務省統計局 ）ですから、夏の電気代が少ないことも冬の電気代が高くなる一因でもあります。

エアコンを使用した場合でも、夏の30℃から25～28℃に下げるより、冬の0℃から20℃に上げる方が電気使用量が多くかかりますし・・

【エネルギー高騰】北海道だけでなく全世界での問題

2021年頃からの世界的な燃料価格上昇に加え、2022年度に入り、ウクライナ情勢を受けて、海外炭やLNGを中心に燃料価格が急騰しています。

また、2021年頃と比べ、円安も継続しています。

こうした背景から、卸電力市場の価格も高止まりしており、燃料費調整制度による電気料金の上昇や当社収支圧迫の要因となっています。

引用元: 電気料金見直しの背景 – 北海道電力

全世界のエネルギー高騰を受けて、電気代が高くなりました・・

昨年より電気使用量が減っているのに、支払う電気代が高くなった！

というのが、2022年後半～2023年。

「燃料費調整単価」の急上昇と上限撤廃によるもの。

新電力会社は、多くの会社が燃料費調整単価の上限を撤廃しており、電気代が高くなっています。

2023年2月3日時点、燃料費調整単価に上限があるのは、

【規制料金】北海道電力従量電灯B
【自由料金】北ガスの電気
【自由料金】コスモでんき

北海道電力従量電灯Bは、6月1日より電気料金値上げ予定に・・現在、国の認可承認待ち。

認可されれば、北ガスの電気もコスモでんきも電気料金の改定＝値上げがあるはず。

3月検針分～6月検針分までの4ヶ月の電気代を、できるだけ安くしたい場合は、上記3社への乗り換えをおすすめします。

電気代が高い北海道で節約するポイント5つ！

【契約電力会社の確認！】ONEでんき HTBエナジーなら北ガスの電気か北電従量電灯Bへ

自分で使った電気代を支払うのは当然。

でも、実は、「燃料費調整額」という費用の支払いも行っています。

さらに、燃料費調整単価に加えて、独自に追加調整費も負担となる新電力会社があります。

この3社と契約している場合は、他社への乗り換えを検討したほうが良いと私は思います。

【電力会社乗り換え】2023年5月までは北ガスの電気＆北電従量電灯Bが電気代安い

もう、2021年までのような1年間で約16,000円～18,000円位安くなる電気会社は、ゼロになりました・・

2023年5月頃までの電気代安いランキングは、 しゅふでん｜北海道札幌電気代比較ラボ サイトを参考にしてみてください。

電気代、灯油代の地道な節約。

スマホ代のプラン変更、自動車保険の見直しなど、光熱費以外の固定費の節約も検討しましょう。

灯油の使用量が多くなる北海道で工夫する灯油代節約ポイント＆裏技！

2020-10-07北海道2023年冬灯油代1ヶ月約2万円！マンション在住4人家族の節約ポイントは？

蛍光灯照明器具からLED照明器具への変更は電気代が半分に！

LDKの照明器具が蛍光灯の場合は、LEDの照明器具に取り替えれば、約4～5割電気代が安くなります。

ただし、LED照明器具を購入する初期費用を考えると・・4年～6年は元を取れないというデータも。

10年以上使用している照明器具であれば、そろそろ取り替えをおすすめします。

詳しくはLED照明術で電気代節約！記事にまとめています。是非、お読みになってください。
2017-10-18あさイチのLED照明術で電気代節約シミュレーション！本当にお得？

【過去の体験談】2021年までは北海道冬の高い電気代がLooopでんきをメインに契約後4年半で約10万円も節約に！