日本ハムはなぜ新球場を建設するのか?やっぱり札幌市の無能さか?

日本ハムが自前で新球場をなぜ建設するのか?

ついに、日本ハム球団前沢賢・事業統轄部長が北海道新聞の取材でハッキリと明言しました。

「球団は札幌ドーム側に、球場を継続的に使えるフランチャイズ契約をお願いしたが拒まれた経緯があります。

施設と球団のやり方が違っては充実したファンサービスは難しい。

だから自前の球場が必要です。」

このハッキリとした発言を聞いてしまったら、札幌市の失態?交渉力・先見性などの無能さ?に黙っちゃいられないので、私の言いたい事を書いちゃいます!

【2018年3月31日追記】
やはり球団は不満だらけだった!毎日新聞北海道報道部スポーツ担当野原寛史記者(@mainichikitaspo)が、2018年3月28日に毎日新聞紙上で真相連載記事を書いています。

北広島市に決定した翌日2018年3月27日北海道新聞朝刊には、ボールパーク構想発覚前の球団と札幌市の経緯を一切触れず、「札幌市が札幌ドーム周辺での構想実現に腐心したが球団が拒否」とだけ書いても真実は伝わりませんよね。

結局、私は日本ハム球団と札幌市を上手くコーディネートする有能な人物がいなかったのが最大の原因と思いました。


こんにちは、日本ハム新球場建設構想となる前までに本当に何もしていなかったのか札幌市!と思っている札幌在住ファイターズファンのケンさく(@kensaku358)です。

2016年12月にようやく事の重大さに直面し、札幌市長が焦って日本ハム球団、北海道コンサドーレ札幌、札幌ドームと4者会談を開きました。

しかし、日本ハム球団は新球場移転構想については一切話さずじまい。

あくまでも札幌ドームのあり方についての議論というスタンスを取り、札幌市の札幌ドーム野球専用化の提案に対し、

「私どもは一度も正式に話をいただいてないし、望んだこともない」

と4者会談後に話したのでした。

札幌市・秋元市長は、まさに「肩透かし」という結果に・・


札幌市側は、さんざんフランチャイズ化を提案されていたのに、今頃になってヤバイと切り札を切ったつもりでしょう。

遅すぎです・・

今まで、札幌市の第三セクターでもある札幌ドームを守ろうとすることを最優先させた事が最大の判断ミスだったということですね。

ボールパーク構想が明るみに出て、多くの方が

札幌ドームを改修する案はどうなの?
二つのドームは札幌市に必要なの?
どうなっているの?

と言われている現状を考えると、札幌市は先見性のなさ・危機感のなさ・仕事のできなさを露呈してしまったのではないでしょうか。

「なぜ日本ハムが新球場を建設する必要があるのか?」

ということが、球団側から今まで一切ハッキリと明言されてませんでしたが、ついに大方の予想通り、

日本ハム球団は、札幌市と札幌ドーム側にフランチャイズ契約を拒否されていた。

とハッキリ球団が明言したことが、日本ハムが自前の新球場を建設するという決断に至った最大の理由であり、ボールパーク構想の発端なのではと私は思いました。

そして、球団は札幌市に対して相当不満を募らせていたと私は思います。

※2017年12月5日に公開した記事ですが、新情報リライト記事に必要な文章を追記、その他さらに言いたいことや札幌市と球団の関係が記された毎日新聞連載記事引用も追記して2018年3月31日に再度公開しました。

日本ハムは札幌ドーム側にフランチャイズ契約を拒否されていた!

2017年12月5日北海道新聞朝刊「地域の話題」15面に、北海道新聞の取材に対する日本ハム球団前沢賢・事業統轄部長の返答が、一問一答形式で掲載されていました。

その中に、冒頭に記したことが書かれていたのです。もう一度引用します。

ー札幌市所有の札幌ドームを離れる球団が、市に支援を求める理由は。

「球団は札幌ドーム側に、球場を継続的に使えるフランチャイズ契約をお願いしたが拒まれた経緯があります。

施設と球団のやり方が違っては充実したファンサービスは難しい。だから自前の球場が必要です。

大勢が訪れる球場には交通アクセスの改善や開発許可などの課題がでてきます。市に候補地の提案をお願いするのは民間だけで決められない問題あるからです」

やっぱり、札幌市は日本ハムのフランチャイズ契約の提案を拒否していたのでした。

時期的には、2010年代前半と球団の三谷氏が日本ハム真駒内移転フォーラムで話されてました。

その提案を札幌市がどう扱い、どのくらい検討したのかはわかりません。

しかし、散々拒否していた札幌市が2016年12月の土壇場になって、札幌ドームを野球専用にする提案をしたのです。

この経緯を考えると、札幌市は何を考えていたのか?

いつもその場しのぎか!

と言いたくなってしまうのです!

ちなみに、2018年1月30日 VICTORYの日ハムの「ボールパーク構想」は、その後どうなっているのか? 夢球場の現在地という記事でも、私同様に日本ハムが札幌ドーム側にフランチャイズ契約を拒否されていたことを取り上げていました。

さらに、日本ハム球団の前沢氏は北広島市のシンポジウムで、

構想が立ち上がった理由は札幌ドームの課題。球場の主体的運営ができていないのは3球団だけ。

人口減少の進む北海道で、北海道の中で輝くために、その影響に左右されない骨太の組織になることが必要だ。

北海道の財産を道外、海外に知っていただける場を創成したい。スポーツコミュニティを地域で実現したい。

そもそもファイターズ流とは、長いものに巻かれたり諦めることなく、当社の信念に基づいて道を切り開いていくことが重要だ。

と話されてました。

球団の想いは熱く未来を考えてます。

いま何かを諦めたり妥協するよりも、どのような理想に突き進めるのかの方が重要だ。

このような発想が、この時代、そして北海道には必要なのではないのでしょうか!

日本ハムが新球場・ボールパーク構想に至るまでの経緯のまとめ

北海道日本ハムファイターズオフィシャルガイドブック(2018)



ここで、札幌市民でただのファイターズファンが、日本ハム球団の新球場・ボールパーク構想に至るまでの経緯を想像しながらまとめてみます。

2004年日本ハム球団が札幌ドームをフランチャイズ球場に

球団は、北海道に根付くために一生懸命ファン開拓をし始めた。

2005年は観客動員数135万人

2006年日本一、2007年パリーグ制覇でファン増やす


まさかの移転3年目で日本一という快挙!しかも2007年にはパリーグを2年連続制覇!

野球の成績とひれいするように観客動員数は、年々伸びます。

2012年パリーグ制覇したのに観客動員数が前年割れ



2012年栗山監督就任1年目でパリーグ制覇したのにも関わらず、観客動員数が前年よりも減ったのです。

この頃から球団は、危機感を持ち始めました。

ファンサービスを思ったようにできないジレンマ。

ファンがマンネリ化してきました。私も同様に足が遠のいてました・・

2012年から2013年あたりで球団が札幌市に札幌ドームのフランチャイズ契約を打診!?

おそらく2010年代前半ということですから、2012年から2013年あたりで札幌市に札幌ドームのフランチャイズ契約を打診したと予想します。

2013年10月21日の北海道新聞朝刊・月曜討論で、札幌ドーム運営のあり方をテーマにしていたのです。

札幌ドーム社長・長沼修氏と北大公共政策大学院教授・石井吉春氏の意見が掲載されました。

マスコミは、たぶん、日本ハム球団の動きを察知していたのでしょう。

だからこそ、このような特集記事を掲載したと思います。

しかし、札幌市は北大公共政策大学院教授・石井吉春氏の提言、

球団が経営に行き詰まれば、ドーム社はたちまち立ちゆかなくなるでしょう。

球団が札幌ドームに見切りをつけないとも限りません。

そうしたリスクを踏まえ、札幌ドームの未来像を描く責任が、市にはあるのです。

もあったにも関わらず行動せずに、日本ハムからの打診・提案も受け入れずじまい。

結果、現状に至るということではないでしょうか。

日本ハム球団の不満そして経営圧迫による球団経営の実情


日本ハム球団は、黒字経営なのですが、日本ハム本社からの補填によるものです。

親会社の補填がなければ球団は赤字。

なので、身の丈にあった球団運営を強いられます。

「ベースボール・オペレーション・システム(BOS)」という情報システムを採用。

  • 現場とフロントがチーム編成に関して客観的な数値に基づく共通の理解をする。
  • 若手を適正かつ監督・コーチ変更の度に指導方針が変わってしまわないよう次のコーチに引き継がせる。
  • ベテランを適宜放出することで、年俸総額を抑えながらチーム力を維持。
  • 登録選手全員を戦力として活用する

などを目標とし、お金をかけずに常勝チームをつくるために、固定観念に捉われない様々な工夫を取り入れたのです。

その結果、スター選手の放出を卒業という形で他チームやメジャーに送り出すことになってしまっているのです。

2016年5月24日日本ハム新球場ボールパーク構想が報道

水面下で札幌ドームのフランチャイズ化を打診し続けたが、札幌市からは反応なし。

札幌ドーム運営の新しい枠組みの提案もなし。

将来を考えて、思い切った選択をするしかない!

自前で球場を建設しょう!せっかく作るのであれば、世界一のボールパークを作ろう!

という決断をしたのです。

球団が独自に動いて決定するのではなく、自治体の協力・提案を受けるカタチにしたのは以下のような理由です。

自治体に候補地の提案をお願いするのは民間だけで決められない問題、たとえば、大勢が訪れる球場には交通アクセスの改善や開発許可などの課題がでてくるからです。

このような問題をスムーズに解決する近道と判断したということですね。

表向きには・・

したたかに、金銭面などいろいろな状況も考えてのことでしょう。たぶん。

北広島市が2016年6月に早々と候補地として正式提案

北広島市が、きたひろしま総合運動公園予定地をいち早く新球場候補地として球団に正式提案しました。

北広島市の考えは、ボールパーク実現は究極の地方創生。

アジア一のボールパークにより北広島市の目指す都市像も実現可能。

ボールパークは北海道の新たなランドマークになると考えているのです。

北広島市長の行動力が功を奏して、球団との協議も順調に行われてきました。

一方、札幌市は・・・

日本ハムボールパーク構想が報道された日に、

札幌ドームを所有する札幌市の秋元克広市長は24日、「経営方針としてやむを得ない」と理解を示した上で「できれば札幌市で考えていただけたら」と述べた。市役所で取材に応じた。

 今年1月に球団から、新球場計画について「持続可能な経営と、より良いファンサービスのため。今年中におおむねの方向性を出したい」と説明を受けたものの、候補地などの具体的な話はなかったという。

 秋元市長は「これまでパートナーとして町づくりを進めてきた。今後は具体案をお聞きして、ファンや市民にとって良い方向性を一緒に打ち出していきたい」と話した。

今さらながらのコメントにビックリです・・

今まで球団からの具体案を聞く耳も持たなかったのでは?何が良い方向性だ~と日本ハム側は思ったのでは?(妄想です)

しかしながら、市長のブレーンなのか?札幌市の経済界の多くの方から、2つもドームを作ってどうするんだ!?という意見を受けて、その後の札幌市長のコメント・動向は、

2016年7月8日「一義的に札幌ドームをこれまで同様、使っていただきたいと思っている」

2016年9月14日、札幌ドーム残留を前提に、構想に沿えるような周辺地域の開発案を球団側に示す考えを明らかにした。

2016年10月21日、秋元札幌市長が記者会見で4者協議の実施を明言。

2016年12月、前述通り4者協議開催も球団からは新球場について一切なし。市長の札幌ドーム野球専用化提案も受け入れられず。

そりゃあ、今までの経緯を考えれば都合良すぎですよね、札幌市。

それでご存知の通り、2017年4月に月寒ドームと北大を正式提案したものの、見切り発車的な要素が多く、球団に断れる始末。

真駒内公園は、水面下で所有者の北海道と交渉した球団から逆提案を受けた候補地です。

球団も札幌市に提案を受ける形が、なんらかの理由があり欲しかったのでしょう(妄想)

【2018年3月20日追記】札幌市長最後の最後に熱弁!

札幌市長が最後のお願い!?2018年3月19日の市議会予算特別委員会で、約14分間も新球場誘致に対して熱弁を振るったようです。

「スポーツ観戦など生活のゆとりが都市の魅力。このライフスタイルを、何とか札幌で維持したい」

球団が札幌に本拠地を置いたことで「札幌のライフスタイルは、東京や名古屋、横浜など大都市と並んだ」

2016年の優勝パレードに14万人が集まったことを紹介し「球団は単純な企業活動とは少し違う。根底に『公の意味を持っている』という考えがある」と強調。

「仕事や学校の後、市内で行きやすく帰りやすい場所でなければいけない」

「自然豊かな真駒内の公園を守らねばならないが、BPが共存できるなら住民の理解も得られるのではないか。多くの心配の声を無視しようとは全く思っていない」

などと話されたそうです。

なんでもっと早く熱弁振らなかったの?

超ギリギリのこの時期になぜ?

個人の意見はもともとこのようなものだったけど、いろいろ配慮すると言えなかったのでしょうか?

それとも、高橋はるみ知事と同調しないと格好がつかないから?無能というイメージ払しょくのため?

市長の立場は難しいのですね・・

【2018年3月25日追記】
秋元札幌市長のいまさらの熱弁はなんだったのだろうと思ってしまう(北広島市に決定報道後書いてます)

Q・市の説明や市長の映像の受け止めは
前沢本部長A・2月末までにきちんとした形でぜひ話をいただきたいという話をしていたので、それ以外のお気持ちということについては、大変ありがたいと思っている

この前沢本部長の発言からして、札幌市は2月末までの回答に真駒内案正式発表が間に合ってないというのが1点。

それに対しての言い訳を兼ねた札幌市長の熱弁?

それとも、もう北広島市に決定とわかっていたから、マスコミ・世間・札幌市民に対してのポーズ?

これだけ一生懸命やってもダメでした・・という。

いずれにせよ、最後の小さな行動ということですかね。

それも、誰かにアドバイスされたのでしょうか!?

もう愚痴というか文句ですね・・すいません。

【2018年3月24日追記】2018年3月23日札幌市と球団の最終実務者協議について

札幌市と球団が7回目の実務者協議を実施。

協議後の札幌市と日本ハム球団の囲み会見で興味深い発言がでていたのでご紹介します。

毎日新聞北海道報道部スポーツ担当野原寛史記者(@mainichikitaspo)が両者の会見の要旨をTogetterにまとめてくれているので引用。

まずは、札幌市側への囲み取材でのQ&A

Q・移転することでドーム経営に影響があるが、その中で行政支援をする難しさは

A・ドームが黒字経営できているのは球団が長期利用しているから。球団が出て行くと、維持管理費に税金を投入しなければならなくなる。

そういう中で行政支援するのは財政的にも難しさが根強くあるのかなと思っている

もう税金投入を断言しちゃってます・・

日本ハム移転後の札幌ドーム収支試算結果はでたのかな~それでも冬季五輪誘致しちゃうの・・?

Q・税金を投入しなければならなくなるということだが、(経営改善のため)移転後の札幌ドームで、保護地域制度のある日本ハムの許可を得てセリーグの試合をやらせてほしいといった話はしたのか

A・まだ5年あるので、まずは札幌ドームでどのような需要があるかを考えなくてはならない(続く)

4万人が入る器なのでコンサート(を開催できるアーティスト)も限定的だと思うが、様々な利用形態を考えて誘致したい。その上で球団が何試合かやってくれればありがたいし、セリーグ誘致も考えていきたいが今はまだ具体的提案の時機ではない

まだ何も考えていないもよう。危機感ゼロ・・?

話しの内容からは、まだ日本ハム頼り・・アイディアがなければ行動あるのみなのでは?(私もだ・・)

では、球団側への囲み取材でのQ&A

Q・一連の協議が終わった。我々は実質上の自治体から材料をもらって判断するコンペ方式ととらえているが、その方式をとって良かった点や難しかった面は

前沢氏A・これまでのやり方が良かったか悪かったかは、新球場ができてからどう評価していただくかで決まると思う(続く)

質問をくみ取って答えるなら、そもそも15年にわたって札幌ドームでお世話になってきた中で、当然いきなり新球場の話が出たのではなく、それまでの間に顧客サービス改善や選手目線の改善をずっとお願いしてきたし、大きな問題としてはフランチャイズ協定を結びたいと過去から話してきた(続く)

(が断られた)中での今回の話なので、過去こちら側の努力も含めてですけど、できなかったから超えられなかったからこうなっているいうところも否定できない。札幌市が悪い、ドームが悪いではなく、心を動かすことのできなかった球団のやり方についても、反省がないとは言えない。

Togetterでは、前沢氏の回答が全部赤字の太字で書かれてました。

日本ハム球団の新球場・ボールパーク構想で、札幌市に対して言いたかったことがこの発言に含まれていると言っても過言ではないと私は思いました。

私の妄想意図もほぼ合っていたのかな。

野原記者(@mainichikitaspo)がまとめてくれているTogetterは、是非読んで欲しいです。

マスコミが報道しているのは、ほんの一部というのがよくわかりました。ありがとうございます!

日本ハムが札幌市をフランチャイズにしてからの14年間行政は何をやっていたのか?

横浜市、宮城県はできて、札幌市にはできなかった。

国は、プロと行政がタッグを組む「スタジアム・アリーナ改革」を推進し始めているのに・・

日本ハムボールパーク構想で注目されるスタジアム・アリーナ改革

集客と収益向上のノウハウを持つプロスポーツと、行政が連携し、商業ゾーンや会議場などを備えた多機能複合施設でヒトとカネの新しい流れを生み出すのが特徴だ。スポーツを成長産業と位置づける国も後押しする。

しかも、球団と球場にはいろいろと問題があったのは明確です。

新球場を作る目的は、大きく集約すると二つある。

ひとつは球団の収益性を高める狙い。札幌ドームは“借家”だから、飲食や物品の収益は札幌ドーム(札幌市)に入る。球団は一部を受け取るに過ぎない。年間13億円と言われる賃貸料も支払わなければならない。

持ち家になれば、収益は球団のものになる。2004年に札幌に移転してからすでに14年。地元ファンの支持を得て“人気球団”となったファイターズが自前の球場を持った場合の試算をすると、相当な増収増益、完全な黒字化が見込める。借家ゆえに多額の利益が消失するのはあまりにもったいない。

昨年、横浜DeNAが横浜スタジアムを買収した意図もここにある。球団の赤字が親会社の広告宣伝費で補填されていた時代が長かった日本の球団も、独立採算を目指す方向に変わり始めた。その基本が自前のスタジアムを保有することだ。

もうひとつの目的は、ファン・サービスの充実と社会貢献の実現。収益が上がれば、ファン・サービスに還元できる。野球の普及に注ぐ資金も潤沢になる。

思い通りの球場運営、演出、ファン・サービスができないジレンマを新球場建設によって解消する。球団が実質的に球団経営の主導権を握れる。

例えば、人工芝の張替えを希望しても、判断するのは持ち主である札幌市。スタンドの椅子の大きさや素材についてファンから要望が寄せられても、いま球団ではすぐに対応できない。

こんなことは、ファイターズと14年間もお付き合いしていたら、想像つくことでしょう。

この問題への対応意識がどの位あったのか?
球場移転という最悪のシナリオを想像していたのか?

札幌市は、経済界・市民からの意見を気にしすぎ、改革ができない体質となり、自分たちを守ることを優先してしまったということでしょう。

ゆえに、現状では課題が山積みとなり、後手後手にまわり、結局、日本ハム球団の言いなりにならなければいけない状況になったのです。

仮に真駒内に新球場を建設することになれば立場逆転で、様々な球団の要求に応えて協力しなければならないでしょう。

結局、一企業に肩入れして何事だ!

と経済界・市民から批判を浴びることに・・

日本ハムが札幌市をフランチャイズにしてから14年の間、いったい何をやっていたのか?

良好な関係を築いていたと都合よく思っていたのでしょうか?

しかし、結果は何も危機感を感じず、殿様商売していただけ・・と思われても仕方ない結果になりました。

日本ハム新球場が結局北広島市に決定した場合どうしてくれる?

日本ハムが、新球場の建設地として真駒内を提案してこなかったら、どうしたのでしょう。

まあ、日本ハム側も北広島市にも課題が多く、決定打がないからこそ札幌市に提案してきたのでしょうが、もし、北広島市に決定したら・・

いったい、札幌市は何をやっていたのか!

となるのは必然です。

北広島市にボールパークが建設されれば、経済効果は10年間で8,000億円という試算が北広島市が示しています。

日本ハムの本拠地が札幌市でなくなると、札幌ドームだけではなく、市営地下鉄などの交通、飲食などなど今まで計算できていた経済効果を失います。

それだけではなく、ボールパークオープン後の経済効果も失い、世界が注目するボールパークという観光施設も失うことになると私は思います。

観光ビジネスの損失にもなり得る大失態と言っても良いのではないでしょうか。

まあ、新球場がアジアナンバーワンのボールパークという前提の話しですがね。

真駒内案の場合、真駒内公園の立地で「ボールパーク夢の構想」が縮小しないことを期待してます。

日ハムが真駒内公園を提案したのは北海道の所有物で札幌市の影響が少ないから!?

札幌市は第三セクター札幌ドームを所有している手前、大賛成とは公には言えない立場もあり、後手後手になってしまいました。

それ以前に、第三セクターの札幌ドームを守ろうという保守的な思想が、日本ハム球団からのフランチャイズ化構想も相手にしなかったのが最大の判断ミスでしょう。

これは、前札幌市長の上田文雄氏態勢時のことですが、そのような保守的思想になっている組織の問題です。

現状、計算が大きく狂った札幌市は、日本ハム球団にお願いする立場となりました。

大口顧客を失うドーム社には、運営体制見直しが不可欠だ。

日本ハム本拠地化前の03年度当時も約2億3千万円の経常利益があったことから、札幌市幹部は「かつての経営規模に戻す必要がある」とみる。

札幌市は4月人事で局長級職員を初めてドーム社に派遣、関与を強める構えとした。

日本ハムが本拠地にする前の経営規模とは言うものの、当時黒字に大きく貢献していたのは年間20試合程度のプロ野球開催。

しかし現在は、新球場オープン後にセリーグなど他球団の試合を開催するにも日本ハムに許可をもらわないと開催できません。

プロ野球開催は黒字興行なのに日本ハムの協力なしでは無理。

さらには、コンクリート下地の人工芝球場で開催してくれるかも疑問ですよね。

今までのツケを返していかなくてはならない状況に・・

日本ハム側にしてみれば、作戦成功かもしれません。

半沢直樹風にすると「100倍返し!」でしょう。


日本ハム側が真駒内公園を提案したのも、真駒内公園が北海道所有物で札幌市の口出しがあまりできない所にもあるかもしれませんよね。

北海道との交渉だと勝機あり!札幌市は従うしかない状況になると、したたかに考えていた流れでは!?(妄想)

2018年3月2日の北海道知事に協力要請した後の日本ハム球団社長のコメントを毎日新聞北海道報道部スポーツ担当野原記者のツイートより引用します。

Q・社長と知事は同郷(富山県)だが、顔を見て要請・協力の感触は
A・詳しいですね。その(感触の)答えは150点。要請に対する答えも、協力もご指導も、道からのバックアップは絶対(いただける)と思っています。

この自信に満ち溢れたコメントを聞くと私の妄想もまんざらでもないような・・

【最後に】日本ハム新球場・ボールパークは北広島市「きたひろしま総合運動公園」予定地に決定!

日本ハム 新球場 北広島市 きたひろしま総合運動公園

2018年3月26日、日本ハム新球場・ボールパークは北広島市「きたひろしま総合運動公園」予定地に決定しました。

日本ハム 新球場 ボールパーク 北広島市 きたひろしま総合運動公園

きたひろしま総合運動公園

札幌市はプロ野球球団「日本ハムファイターズ」に逃げられました。

この行政の態度・思想では、札幌市の冬季五輪招致でも負の遺産をつくるだけなのでは?と想像してしまいますね。

経済効果や将来性などをボールパークと冬季五輪を天秤にかけたらどうなの?

実際、2018年3月25日現在、日本ハム本拠地移転後の試算もまだ公開されていません。

2017年秋には試算結果がでると言っていたのに・・

行政の姿勢・行動力のなさを疑ってしまいます。

冬季五輪招致には、是非、日本ハム移転後の経済損失とあわせて議論してくださいね。

日本ハム新球場問題を甘く見すぎたと私は思います。

もう遅いか・・

【もうひとつ】冬季五輪招致に成功したら真駒内屋外競技場はどうなるのだろう?

自然破壊の住民反対運動もあるので、冬季五輪開催されても何も改修されないのだろうか?

それとも事前に知らされていれば、ボールパーク以外の建設はいいのだろうか?

今回のボールパーク反対の住民の声は、冬季五輪招致・開催には影響されないのだろうか?

冬季五輪開催は期間限定だから住民を含め市民は反対しない・・?

どうなるんでしょうね?

以上、札幌市民オヤジのひとり言でした。

【2018年3月28日追記】真相!日本ハムと札幌市の担当部局との関係は修復困難なほどに悪化

毎日新聞北海道報道部スポーツ担当野原寛史記者(@mainichikitaspo)が、毎日新聞紙上で真相記事を書いてます。

新天地へ・日ハム本拠地移転 – 毎日新聞」という上・中・下の3連載記事です。

球団が観戦環境や選手に負担が大きいとされる巻き取り式人工芝などの改善を提案し続けたが、ほとんどは拒否された。

運営会社が2010年からドーム命名権売却を模索した際に事前相談がなく、球団が抗議したこともある。

このあたりは、すでにメディアが報じてましたよね。しかし、

球団前社長だった津田敏一氏は2013年に「前例がないと、(サービス改善の)提案を断られた」ことが何度もあったとし、両者の姿勢がしばしば「けんか腰」になっていたと明かしていた。

小林浩・元オーナーも「指定管理者にしてもらうよう何回も申し入れたが、断られた」と振り返る。

このあたりは、メディアがあまり報じないことですよね。

是非、「新天地へ・日ハム本拠地移転 – 毎日新聞」の3連載記事をお読みください。

この連載は、見逃せませんよ!

ちなみに北海道新聞でも「ボールパーク 北広島へ」という上・中・下3連載記事書いてます。

北海道新聞は、電子版会員限定記事です。北海道新聞パスポート(無料)を取得すると月10本まで読めますのでどうぞ。

<ボールパーク 北広島へ>中 札幌市と球団の溝深く:どうしん電子版(北海道新聞)では、やはり、球団と札幌市の関係について書かれてました。

札幌ドームの指定管理者制度に関して「多目的施設なので球団を特別扱いできない」と断り続けたこともあり、溝ができた。と。

関係が悪化していたので、ボールパーク構想発覚後は担当部署を変えて交渉していたなどが書かれてました。

それにしても、やっぱりか・・

議論もしてくれなかったのだろうか?と思ってしまいます。

このあたり、札幌市側は仕方ない結果などという言い方をするのでしょう。

こういう事であれば、2016年12月に4者協議されても今さら何を・・ということでしょう。

札幌市側は、北広島市に決定後様々な言い訳を言ってますが、根本的な問題があったということですね。

さらに、


当時の担当部局が原因なのかもしれません。

新球場問題を対応したのは違う部局で、現場は混乱していたかもしれません。

しかし、組織全体の問題であるのは間違いないと私は思います。

やっぱり、球団の100倍返し・・かも。

印象が良くないから、球団側も札幌市に対して要求を突きつけている言動になったのかもしれません。

結果的に、北海道大公共政策大学院の石井吉春特任教授は両者のやり方がよろしくない・・と。

 今回の本拠地移転方針を受けて「球団のサービスや環境改善の提案をほとんど黙殺し、黒字経営を支える収益源である球団に配慮してこなかった」と運営会社やその筆頭株主の札幌市を厳しく批判する。

また球団に対しても「二つのドームは成り立つのか。公益性や事業性の説明責任を果たさず、合意形成の過程は0点だった」と指摘した。

なかなか難しい問題ということ。

うまく球団と札幌市をコーディネートする橋渡し役も不在。

お互い感情的にしこりを残してしまったことを反省するしかないのかもしれません。

しかし、もう突っ走るしかないので、北海道民を納得させるボールパークに!

5年後のオープン時、10年後の完成形に近づいてきた時に、ボールパークを作って本当良かったと多くの人が言えることを期待しましょう!

でも、札幌市長のセリーグ誘致発言は、イメージ回復戦略なのかもしれませんが軽率というか、がっかりでした・・

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