かずのすけ(@kazunosuke13)さんの家事本「秒でわかる!最強の家事」を読み、洗濯洗剤についてとても勉強になりました!
自分の思い込みが、浮き彫りに・・
洗濯も何を優先するかを考えなくてはいけません!
- 肌への影響
- 衣服・タオル生地への影響
- 汚れ落ち
- 汚れの種類
やっぱり単純ではないのです。
洗濯も手間をかけてあげないと、家族の健康を守ることはできません!
- 洗濯洗剤主成分界面活性剤の種類とメリット・デメリット
- 石けんも界面活性剤です!メリット・デメリットあります
- 洗剤成分酵素(こうそ)のメリット・デメリット
- オキシクリーン主成分過炭酸ナトリウムのデメリット
- 洗剤・漂白剤による汚れ落ち・肌への影響・生地へのダメージの関係
- 【結論】年齢・肌強い弱い等状況別の洗濯洗剤はコレ!
先に読む
汚れ落ちやニオイだけを気にしすぎて、オキシクリーンや、弱アルカリ性の粉末洗剤洗剤を使ってきました。
必要以上に使っていたかも・・
衣服やタオル生地の傷み、色物の色流れなど考えると、洗濯アップデートしなきゃ!
と考えさせられたので、勉強したことを自分のメモ的にまとめます。
ですので、肌の影響については、詳しく書かれている印象を受けました。
赤ちゃんのいるママ、敏感肌の家族がいる方は是非、読んで欲しい1冊です。
肌は弱くないという場合も、洗剤成分の知識を知っていれば、洗濯方法に役立つと思います。
最後までお付き合いください。
タップできる目次
洗剤化学専門家かずのすけさんの著書「秒でわかる!最強の家事」の概要
発行元「ワニブックス」さんより概要を引用します。
除菌、抗菌、殺菌」…この違い、わかりますか?
「界面活性剤」って安全な成分?
「すすぎ1回でOK?」って本当に信用しても大丈夫?
「洗濯洗剤の“部屋干し用”って、何が違うの?」
「お風呂用洗剤の“こすらず流すだけ”の信ぴょう性は?」
「緑茶エキスや、Ag+って、どんな効果があるの?」など暮らしにあふれる小さなギモンを、化学成分と洗浄化学の専門家がズバッとお答えします。
食器用洗剤、洗濯洗剤、柔軟剤、消臭剤、歯磨き粉、おしり拭き…など、日々何気なく使っている日用品の選び方を化学の視点で簡単解説!
引用元: 秒でわかる!最強の家事 - 暮らしは、化学でラクになる! -(かずのすけ) | ワニブックスオフィシャルサイト
解説製品|秒でわかる!最強の家事|かずのすけ
- 食器用洗剤
- 消臭剤
- 消臭スプレー
- ウェットティッシュ
- 除虫剤
- おしり拭き
- 洗濯洗剤
- ナチュラル洗剤
- 洗濯石けん
- 漂白剤
- 柔軟剤
- 香り付け専用剤
- おしゃれ着洗剤
- 浴室用洗剤
- カビ取り洗剤
- お掃除シート
- キッチン洗剤
- トイレ洗剤
- 住居洗剤
- 浄水シャワーヘッド
- 歯磨き剤
- シャンプー
- スカルプシャンプー
- トリートメント
- リンスなど
目次|秒でわかる!最強の家事|かずのすけ
- PART.1 身近に潜む化学 「安心で安全なアイテム」
- PART.2 洗濯の化学 「本当にキレイになる洗濯洗剤の見分け方」
- PART.3 掃除の化学 「シンプルで、安全な洗剤とアイテム」
- PART.4 ケアする化学 「ヘアケア&ボディケアアイテム」
「PART.2 洗濯の化学」パートを読んで学んだことを札幌主夫流にまとめます。
他のパートについては、本を購入して読んでみてください。
気になることがたくさん書いてあります!
洗濯洗剤は界面活性剤の種類によって大きく3種類
- 【陰イオン(合成洗剤)系】泡立ち良く、様々な汚れに対して幅広く洗浄力発揮
- 【石けん系】洗浄力高く、タンパク質汚れ・皮脂汚れに有効
- 【非イオン系または両性イオン系】デリケートな衣服向き
陰イオン(合成洗剤)系洗剤
- どんな汚れにも幅広く洗浄効果を発揮
- 少量でも優れた洗浄力あり
- 液性が中性であれば、ウール・シルクなど洗える
- 消臭・殺菌効果は少しあり
- 衣類への残留性が低い(ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム)
- 洗浄後に衣類がごわつく
- ふんわりするには柔軟剤が必要
- 残留すると皮膚刺激になる成分もあり(直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム)
衣類への残留性について
- ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
- アルキルエーテル硫酸エステルナトリウム
- 直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
衣類へ残留すると皮膚トラブルの原因になる可能性が高いです。
実は、石けんが一番肌にやさしいとは言い切れず、衣服への残留がしやすい部類に入ります。
石けん系洗剤
- 高級脂肪酸塩
- 純石鹸分
- 洗浄力が高い
- タンパク質汚れ皮脂汚れに有効
- クエン酸を利用すれば、なめらかで弾力ある質感に
- 石鹸カスが残留しやすい(皮膚刺激等も)
- 硬水では泡立たない
- 合成洗剤より使用量が多く、必ずしも環境にやさしいとは言い切れない
- ウールやシルクなどアルカリ性に弱い繊維は洗えない
石鹸は立派な界面活性剤の一つ!
石鹸は、合成洗剤と同じく、陰イオン界面活性剤の一種です。
油脂と苛性ソーダ(水酸化ナトリウム)を反応させて合成する化学物質。
「石鹸は界面活性剤ではありません」
という洗剤を見かけたら、そのメーカーは止めた方が良いですね・・
非イオン系または両性イオン系洗剤
- ウールやシルクなども洗え、繊維を傷めない
- 油汚れを落とせる
- 洗い上がりの手触りや風合いが良い
- タオル洗濯時には柔軟剤不要
- 衣服へ残留しても皮膚刺激ゼロ
- タンパク質汚れや粒子汚れには洗浄効果が弱い
- 消臭・殺菌作用がない
- ニオイが出やすい
赤ちゃんの肌着やタオルの洗濯に良い!
皮膚刺激の心配がないので、赤ちゃんの物を洗うのにとても良いです。
ただ、雑菌を退治する作用がないので、ニオイ問題が発生します・・
雑菌は、熱に弱いのでドラム式洗濯乾燥機で乾燥してあげれば、赤ちゃんには優しいです。
現代の主要界面活性剤は植物由来
洗濯洗剤の表記で、「植物由来」「天然由来」と書かれている洗剤もあります。
しかし、現代の主要界面活性剤は、ほぼ植物由来なので特に優れた洗剤ではありません。
パッケージの表記に惑わされないように!
現代では界面活性剤は安全に使える
洗濯洗剤に配合されている界面活性剤で、成分が濃いと肌刺激を心配しなくてはいけない種類があるのは事実です。
しかし、1970年代に用いられて、環境汚染の原因になった界面活性剤は、家庭では使われておりません。
お店で購入できる洗濯洗剤は、安心して使えます。
肌への刺激ということでは、界面活性剤というより「添加剤」の多い洗剤を注意しなくてはいけないのです!
- 柔軟剤
- 蛍光増白剤
- 酵素
- 漂白剤
柔軟剤、蛍光増白剤は、残留しないと意味のない成分なので仕方ない部分はあります。
それでも、肌が弱い場合は、すすぎ1回でOKと書かれている洗剤でも、すすぎ2回するようにするなどして対策をしましょう。
次からは、添加剤「酵素」のメリット・デメリットをまとめていきます。
洗剤成分「酵素(こうそ)」のメリット・デメリット
- 洗濯洗剤に配合されている酵素(こうそ)とは、タンパク質分解酵素のこと。
- ワイシャツ襟垢汚れ・角質(タンパク質が固まる)汚れ
- 血液の汚れ
- 墨汁の汚れ
- 雑菌(タンパク質で構成されている)も分解
酵素とは主に物質を分解する力を持つ成分で、洗剤に入っているのは「プロテアーゼ」と呼ばれるタンパク質を分解してくれる成分です。
引用元: 敏感肌に「酵素」&「抗菌」は注意?! 洗濯用洗剤の酵素や漂白剤の働きとデメリット|かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
酵素(こうそ)のメリット
- 界面活性剤だけでは落としきれないタンパク質汚れを落とせること
- 抗菌効果:ニオイの原因「雑菌」を分解できる
洗濯物についている汚れのほとんどが、タンパク質か皮脂。
タンパク質は、石けんなどのアルカリ性洗剤で洗うと落ちやすいです。
しかし、洗剤だけでは落ちにくいタンパク質汚れがあるもの事実。
その弱点を補完してくれるのが酵素(こうそ)。
タンパク質そのものを分解・破壊する働きをします。
界面活性剤だけでは落としきれないタンパク質汚れを落とせることが一つ目のメリット。
二つ目のメリットは、抗菌効果です。
部屋干しニオイの原因「雑菌」もタンパク質で構成されているので、退治してくれます!
ミクロな雑菌は、酵素(こうそ)が殺菌剤として働くということなのです。
部屋干し用洗剤には、酵素(こうそ)が配合されており、液性は弱アルカリ性。
私が現在使っている洗濯洗剤「善玉バイオ 浄 抗菌プラス」
酵素(こうそ)が一番よく働くのは約50℃のお湯
酵素(こうそ)入りの洗剤、酸素系漂白剤では、約50℃のお湯が一番有効。
梅雨時で臭いを予防したい時は、酵素(こうそ)入り洗剤を約50℃で溶かして漬けおきしてから、いつもの洗濯をすれば効果がありますね。
強烈なワイシャツ襟汚れも、約50℃のお湯で漬けおきすると良いです。
酵素(こうそ)のデメリット
酵素(こうそ)にもデメリットがあります。
- 衣類への残存性が高い⇒肌が弱い場合かゆみや炎症を起こす原因となる可能性あり
- つまり、赤ちゃんの肌着・よだれ掛け・タオルなどには控えた方が賢明
酵素は分子量が大きく構造が非常に複雑なため成分の中では比較的衣類への残存性が高いです。
衣類に残った酵素が皮膚と触れると、当然皮膚表面も分解し始めます。
引用元: 敏感肌に「酵素」&「抗菌」は注意?! 洗濯用洗剤の酵素や漂白剤の働きとデメリット|かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
我々の皮膚組織もタンパク質。
皮膚に付着すると、皮膚にも悪影響を与えるということ。
アトピー、肌が荒れやすい敏感肌の場合は控えましょう。
赤ちゃんの肌着など赤ちゃんの皮膚に触れるものにも適さないということです。
使用する場合は、すすぎの回数を多めにするなど工夫すると良いですね。
もしくは、乾燥機の高熱で雑菌を殺すという方法を取りましょう。
我が家は、子どもたちも大きくなりましたし、肌も弱くはないようなので、酵素入り洗濯洗剤「善玉バイオ 浄 抗菌プラス」
ただ、すすぎ1回でOK!と書かれてますが、これから2回するようにします。
水道代が高くなってしまいますが・・
ちなみに、2020年7月7日善玉バイオ洗剤浄抗菌プラスがリニューアルされて新発売!
酸素系漂白剤オキシクリーン主成分「過炭酸ナトリウム」のデメリット
酸素系漂白剤オキシクリーンの主成分「過炭酸ナトリウム」は、石鹸百科によると、
使ったあとは炭酸ソーダと酸素、水に分解するので生分解の必要がなく、環境にもあまり負荷をかけません。
塩素系漂白剤と違って使用後は殺菌作用を失いますから、家庭用浄化槽を設置しているご家庭でも比較的安心して使えます。
と書かれており、私は安心・安全成分と認識しておりました。
でも、かずのすけさんの本「秒でわかる!最強の家事」、ブログ記事「万能洗剤?オキシクリーン・酸素系漂白剤の主成分【過炭酸ナトリウム】の正体とは 」を読むと、ちょっと認識を変える必要があるかもと。
かずのすけさんは、「漂白剤なんてのは一歩間違えれば毒物みたいなもの」と仰っているのです・・
過酸化水素がそのままだと結構毒性が強めなので、そのおかげで警告物質になっています。
水生生物毒性も、長期毒性は分解が早いので問題ないものの、
急性毒性がとても高いのであんまりほいそれと排水するのもどうかな…という気がします。
昔みたいに排水を川に流すわけじゃないので今ならまぁ大丈夫かな~という気もしますが、安全性面では決して人にも環境にも特別優秀な成分とは言えないように思います。
漂白剤なんてのは一歩間違えれば毒物みたいなものなので…(;^_^A
できるだけ使わないに超したことはありません。
めっちゃ落ちにくい汚れにたまに使うくらいにしましょう。
引用元: 万能洗剤?オキシクリーン・酸素系漂白剤の主成分【過炭酸ナトリウム】の正体とは | かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
オキシクリーンの主成分の過炭酸ナトリウムは、「炭酸ナトリウム」と「過酸化水素」の複合物。
毒性が強いとされる「過酸化水素」がきちんと配合されているのです。
酸素系漂白剤とは過酸化水素の力を使った漂白剤のこと
- 液体の「酸素系漂白剤」:過酸化水素が主成分
- 粉末の「酸素系漂白剤」:過酸化水素+炭酸ナトリウム(=過炭酸ナトリウム)が主成分
過酸化水素などの漂白剤は「酸化剤」といって、対象の物質を酸化させる力を持ちます。
この酸化力によって色素の構造を破壊することで色味を失わせています。
これが「漂白作用」のメカニズムですね。
また、酸化剤は色素以外にも雑菌やウイルス、カビなども酸化して破壊できますので、強力な抗菌剤として働くのです。
つまり強力な酸化力によって色や菌類を破壊してくれるので、洗濯物がより白くなり、さらに臭いの発生を防ぎ、洗濯槽のカビ汚れも防止できるわけですね!
引用元: 敏感肌に「酵素」&「抗菌」は注意?! 洗濯用洗剤の酵素や漂白剤の働きとデメリット|かずのすけの化粧品評論と美容化学についてのぼやき
でも、漂白剤の酸化作用は汚れや雑菌だけに働くわけではないのです。
漂白剤の酸化作用は良い事だけではない!
漂白剤の酸化作用は、衣類の繊維、衣類の色素にも働きます。
過酸化水素が成分の酸素系漂白剤は、色物にも使えるのがメリットとされていますが、毎日の洗濯に使っていると衣服の染料も少しづつ流れていきます。
さらに、繊維自体も少しづつ分解していきます。
という事は、衣服やタオルが破れやすくなったり、すぐに生地の風合いが損なわれる事に・・
最大のデメリットとなるわけです。
これが、私の普段の洗濯でオキシクリーンを毎回入れない理由です。
また、オキシクリーンなどの粉末酸素系漂白剤は、水に溶けにくいです。
水で洗濯しているのに、オキシクリーンを溶かさず振りかけているだけだと、衣服に粉末が残留する可能性もあります。
肌が弱い場合は、肌への影響も考えられますので注意しましょう。
オキシ漬けの後はすすぎをしっかり行うのがポイント!
オキシ漬けの場合は、約50℃のお湯を使いますから粉末は溶けます。
なので、衣服への残留の可能性は低いです。
ただ、すすぎはしっかり行う必要はあると思っています。
また、加齢臭対策でバスタオルを毎日オキシ漬けしていたら、タオルの繊維がダメージを受けて、風合いをすぐに失われてしまいます。
酵素入り洗濯洗剤を使ったり、雑菌をなるべく退治してくれる洗濯方法にするなどしてオキシ漬けする回数を減らす工夫をしましょう。
それでも、ダメなら・・なるべく安いタオルを購入するようにするか、風合いは我慢するか・・
普段使用には液体の酸素系漂白剤の方がおすすめ!
酸素系漂白剤は、粉末よりも液体の方が漂白力がさほど高くないので、繊維へのダメージが少ないです。
主成分「過酸化水素」そのものはガス。
衣類へ残留しても、時間とともに揮発します。
なので、肌への影響は、そんなに心配しなくても良いということ。
逆に粉末の酸素系漂白剤だと、主成分が「過炭酸ナトリウム(過酸化水素+炭酸ナトリウム)」になります。
過炭酸ナトリウムだと、溶け残りやすく、揮発しにくいので衣服への残留で肌への刺激が懸念されるのです。
肌が弱いなら、オキシクリーンもほどほどにが良いということですね。
2019年9月時点、いつのまにかほとんどオキシクリーンを使わなくなってました~
私がオキシクリーンを使わなくなった理由と代わりに何を使って掃除・洗濯しているのか。
あれっ!オキシクリーン使用頻度9割減に!理由は洗剤成分勉強で家事力アップしたから?という記事にまとめました。
家事力が身についてくると、オキシクリーンを使わずとも、より良いやり方を発見するように・・
洗濯洗剤 選び方がわかる!「汚れ落ち」「肌への影響」「生地へのダメージ」の関係
洗濯洗剤 | 酵素 |
汚れ落ち ニオイ防止 |
肌への影響 | 生地ダメージ |
---|---|---|---|---|
エマール |
配合 (2022年改良された) |
○ | やや懸念 | ほぼなし |
セブンプレミアム 衣類の液体洗剤 |
配合 | ○ | やや懸念 | ほぼなし |
アタック ZERO |
配合 | ○ | やや懸念 | ややあり |
善玉バイオ洗剤 ハイブリッド浄 |
配合 | ◎ | 懸念 | ややあり |
トップバリュ衣料用粉末洗剤 | 配合 | 〇 | 懸念 | ややあり |
汚れ落ちが良いとされている洗濯洗剤には、「酵素(こうそ)」が配合されています。
「酵素(こうそ)」は、衣服へ残留しやすい成分なので、すすぎを2回以上行うなど対策が必要です。
家族の年齢、肌の状況、衣服の状況や洗濯洗剤のメリット・デメリットもきちんと把握しなければなりませんね。
- エマール|中性|非イオン系洗剤
- セブンプレミアム衣類の液体洗剤|中性|非イオン系洗剤
- アタックZERO|中性|陰イオン系洗剤
- 善玉バイオ洗剤ハイブリッド浄
|弱アルカリ性|陰イオン系洗剤(たぶん) - トップバリュ衣料用粉末洗剤|弱アルカリ性|陰イオン系洗剤|コスパ最強
酸素系漂白剤 選び方がわかる!「漂白力」「肌への影響」「生地へのダメージ」の関係
酸素系漂白剤 | 酵素 |
漂白力 ニオイ防止 |
肌への影響 | 生地ダメージ |
---|---|---|---|---|
ワイドハイター EXパワー(液体) |
なし | △ | 少ない | 少々あり |
オキシクリーン | なし | ○ | 懸念 | あり |
ワイドハイター EX粉末 |
配合 | ◎ | 懸念 | あり |
ファイブクリーン |
配合 | ◎ | 懸念 | あり |
酸素系漂白剤は、粉末よりも液体の方が漂白力がさほど高くないので、繊維へのダメージが少ないです。
主成分の「過酸化水素」そのものはガスなので、衣類へ残留しても時間とともに揮発してしまうので、そんなに心配しなくても良いです。
逆に、粉末タイプは「過炭酸ナトリウム」なので、溶け残りしやすく、揮発もしにくいです。
衣類への残留があると、肌への刺激を懸念する必要が出てきます。
オキシクリーンでのオキシ漬けを、ニオイが酷い時など、リセット目的でたまにするのが良いということ。
毎日の通常洗濯時に、毎回オキシクリーンを入れいる場合は、衣服・タオルへのダメージが避けられません。
また、水洗濯だと溶け残りの可能性も大ですので、私は、避けた方が良いと思っています。
洗濯洗剤・酸素系漂白剤は家族構成・肌状況によって選び方を変える必要あり!
かずのすけ(@kazunosuke13)さんの家事本「秒でわかる!最強の家事」、ブログで洗濯洗剤について学んだことをメモ的にまとめました。
ここまで、読んで頂いた方(ほぼいないか・・)は、で、
結局どの洗濯洗剤を使えばいいの!?
と思ってますよね・・
「秒でわかる!最強の家事」には、かずのすけさんが選んだベストアイテムが、各パートに掲載されています。
当然、洗濯洗剤、酸素系漂白剤、柔軟剤も掲載されています。
ここでは、敢えて書きません・・本を購入してください。
でも、私が本で学んだ結果、この洗剤・使い方がいい!ということを書きます。
本で学んだ結果だと、一緒になるのでは・・?
年齢・肌状況別にまとめます。
赤ちゃん~小学校低学年・肌弱い大人|洗濯洗剤 選び方・ニオイ・シミ汚れ洗濯方法
- 【洗濯洗剤】
エマールお湯洗濯 - 【洗濯洗剤】無印良品 衣類用洗濯洗剤 お湯洗濯
- 【洗濯洗剤】TOPVALU 7つの無添加衣料用液体洗剤 お湯洗濯
- 【ニオイ対策】乾燥機を使って高温で雑菌を退治
- 【シミの漬けおき】ワイドハイターEXパワー(液体) +セブンプレミアム衣類の液体洗剤 を40℃のお湯で溶かして2時間。すすぎ2回
- 生地に残留しても肌刺激なしの成分を使っている無印良品 衣類用洗濯洗剤 が安心と判断(弱アルカリ性ですが)
- イオンで買える TOPVALU 7つの無添加衣料用液体洗剤 でもOK!
- 無印良品 衣類用洗濯洗剤だと、生乾き臭が懸念されるので、タオル類は乾燥機での高温乾燥が必要
- 乾燥機がない場合は、1週間1度位液体の酸素系漂白剤+酵素入洗濯洗剤で漬けおき。すすぎは念入りに!
- エマール は、成分改良で酵素配合となり微妙に・・
- 【洗濯洗剤】セブンプレミアム衣類の液体洗剤 お湯洗濯
- 【ニオイ対策1】乾燥機を使って高温で雑菌を退治
- 【ニオイ対策2・シミの漬けおき】ワイドハイターEXパワー(液体)+セブンプレミアムライフスタイル衣類の液体洗剤を40℃のお湯で溶かして2時間。すすぎ2回
- 子どもの年齢が上がり肌のバリア機能が整ってきたら、酵素入り洗剤を選択肢に!
- セブンプレミアム衣類の液体洗剤 は、非イオン界面活性剤に5つの酵素が配合という成分なので最適と判断
- お湯洗濯していると、界面活性剤の効果を十二分に発揮してくれる!
小学校高学年~大人・肌普通|洗濯洗剤 選び方・・ニオイ・シミ汚れ洗濯方法
- 【洗濯洗剤】アタックZERO お湯洗濯
- 【洗濯洗剤】セブンプレミアム衣類の液体洗剤 お湯洗濯
- 【ニオイ対策1】乾燥機を使って高温で雑菌を退治
- 【ニオイ対策2・シミの漬けおき】ワイドハイターEX粉末 を50℃のお湯で溶かして2時間。すすぎ2回
- セブンプレミアムライフスタイル衣類の液体洗剤でも良いのですが、ハナさんの洗濯レポートによるとアタックZERO の方が汚れ落ち優秀でした。
- 漬けおき洗いでは、大人の臭いを考慮し、液体より強力な粉末酸素系漂白剤を選択
- 酵素入りで買いやすいワイドハイターEX粉末 を選択!
部活男子・加齢臭大人・肌普通|洗濯洗剤 選び方・・ニオイ・シミ汚れ洗濯方法
- 【洗濯洗剤】善玉バイオ洗剤「ハイブリッド 浄」
+お湯洗濯 - 【ニオイ対策・シミの漬けおき】ファイブクリーン
を50℃のお湯で溶かして2時間。すすぎ2回
野球少年ユニフォーム・靴下|洗濯洗剤 選び方・・泥汚れ洗濯方法
- 【漬けおき洗濯洗剤】アタック高活性バイオEXまたはレギュラー+50℃お湯
- 【こすり洗い洗剤】白ユニフォーム⇒ウタマロせっけん、色ユニフォーム⇒ブルースティック
- 【こすり洗い不要アイテム】ウォッシュボーイ
泥だらけ野球ユニフォーム洗いは、苦労してましたが、ウォッシュボーイのおかげでラクになりました~
最深の野球ユニフォーム泥汚れの落とし方・ポイントを記事にまてめました。参考にしてください。