絵の具がついた服を洗濯機で普通に洗濯してから、服を干すときにあなたは、
絵の具が落ちてない~!あちゃ~~!
ということになったことありませんか!?
こんにちは、ついに服についた絵の具を簡単に落とすことができるようになった札幌在住兼業主夫のケンさく(@kensaku358)です。
服についた絵の具は、洗濯機で普通に洗濯しただけじゃ全然ダメでなかなか落ちないのですよね~。
しかも、学校でつけてから時間がたっているわけですから超手強い!
しかし、服についた絵の具を簡単に落とすことが本日できましたので、あなたにもご紹介しますよ。
タップできる目次
服に付いた絵の具を落とす方法は液体クレンザーを使う!
今までは、酸素系漂白剤オキシクリーンの正しい方法で「オキシ漬け」した後に、
- 重曹入り「魔法水」で擦り洗いする方法
- 液体クレンザーで擦り洗いする方法
- 染み抜き洗剤:オキシクリーンマックスフォースを噴射!
- その上に液体クレンザーをかける
- ひたすらもみ洗いする!
この方法で、やるとわずか5分位で息子の服についた絵の具が落ちたのです!(大興奮!)
この方法は、以前発見した「プロクリーニング師の絵の具の落とし方」です。
2学期開始早々、息子が絵の具を派手につけてきたので実際に試すチャンスがきたのでやってみたのです。
お見事!
ということで、この記事は、服についた絵の具を簡単に落とす方法と今まで私が試行錯誤していたオキシ漬け+魔法水での方法をまとめています。
服についた絵の具をオキシクリーンマックスフォースと液体クレンザーで落とすやり方
まずは、みてください!このたっぷりと絵の具がついた服を。
やりがいがあります♪(笑)
私がこの服についた絵の具を落とした方法・手順をまとめます。
オキシクリーンマックスフォースを絵の具シミに噴射
まずは、オキシクリーンマックスフォースを絵の具シミにまんべんなく噴射します。
今回は、範囲が広かったために、まんべんなく噴射しました。
ちなみに、私はオキシクリーンマックスフォースを使いましたが、液体洗剤でも良いです。
なぜ、オキシクリーンマックスフォースを使ったかというと、シミ落とし洗剤なので配合されている酵素(こうそ)が5種類と豊富だからです。
すなわち、液体洗剤より絵の具の成分を服から引き離すパワーが強いと思ったからですね。
液体クレンザーを絵の具シミにつけます
次に、研磨剤が配合されている液体クレンザーをドバっとかけます。
この様子をみていた妻から、そんなに洗剤を混ぜても大丈夫なの?と言われましたが、大丈夫です。
化学反応などおきませんし、なにも問題ありません。
ただ、問題なのは色物や柄物などだと色落ちの可能性があるくらいです。
私は、子供の服ばかりなので色落ちしても仕方ないと思ってやってますが、制服など大事な洋服の時はお気を付けください。
手でもみ洗いします
オキシクリーンマックスフォースと液体クレンザーをつけたあとは、ひたすらもみ洗いします。
古歯ブラシで擦りもしましたが、やはり手でもみ洗いする方が、どんどん絵の具シミが薄くなっていきました。
水気がなくなったら、お湯か水をかけてすすぎながらもみ洗いします。
すると、5分もたたないうちに絵の具シミが見事に落ちたのです!
後は、水かお湯で軽くすすいで洗剤成分を落とし、他の洗濯物と一緒に洗濯機に入れて通常の洗濯をして終了です。
服についた絵の具ビフォーアフター
オキシ漬けするよりも”超”簡単に服についた絵の具を落とすことができました。
すっかり、きれいになりました。
もう少し、アップの画像も。
ちなみに、版画インクのシミもこの方法で落ちましたよ!
では、次に私が実践した服についた絵の具落とし方で、参考にしたプロクリーニング師さんのブログを紹介します。
プロクリーニング師中村安秀さんの絵の具の落とし方
私が今回試した服についた絵の具を落とす方法は、プロクリーニング師さんが紹介していた方法なのです。
大阪市城東区のクリーニング店、クリーニングショップ中村の店長中村安秀さんのブログに書かれていたのです。
中村安秀さんは、繊維製品品質管理士の資格を持ち、NHK「まる得マガジン」「おしゃれ工房」など出演したクリーニング師です。
絵の具の色は、前述しましたが細かい粒子の顔料です。
コレが繊維の奥まで入り込み固着しているので、液体洗剤を洗浄力の利用とと粒子を奥から引き出す潤滑剤代わりに、またクレンザーは研磨剤が入っているので、その研磨力を利用します。
絵の具シミに液体洗剤と液体クレンザーをつけてもみ洗いして濯ぐという作業を繰り返し行って、徐々に薄くしていくのです。
- ブラシで擦り洗いより爪先でゴシゴシもみ洗い!
- 根気よくやる!
- 漂白剤は全く無意味!
絵の具の成分についても調べましたのでご紹介しときます。
絵の具の成分
実際に息子が使用している絵の具メーカーのサクラクレパスのサイトを見てみると、
絵の具の成分について
水彩絵の具は、絵の具の素となる色素とその色を紙に定着させるための展色材であるメディウムからできています。色素は顔料を用い、メディウムはアラビアゴ ム・デキストリン・グリセリンを混ぜて加熱し溶かしたものです。
と書かれてました。
メディウムといのは、絵の具が乾いてから固めるはたらきをもっているのです。
メディウムの成分アラビアゴ ム・デキストリンには、接着剤の役割があります。
絵の具は、顔料や先着剤の役割を洗剤成分で緩めて、研磨作用成分で掻き出すといことが理にかなっているのがわかりますね。
絵の具シミには酸素系漂白剤オキシクリーンでのオキシ漬けは無意味なのか?
ここで私の疑問が発生です!
中村さんが仰っている漂白剤とは、弱酸性の液体漂白剤、過酸化水素のことなのだろうか?
オキシクリーンの主成分である過炭酸ナトリウムも全く無意味なのだろうか?
もし、無意味だとすると私が今までやっていたオキシ漬けも無意味!?
ただ、コストコオキシクリーンやワイドハイターEXパワー粉末タイプには、界面活性剤が含まれているから、漬けおきしたことで絵の具の細かい粒子を引き出していたと予想します。
そして、穏やかながらも研磨作用のある重曹を成分とした魔法水が効いて絵の具が落ちたということでしょう、たぶん。
一応、以前私が酸素系漂白剤と魔法水で実験した絵の具の落とし方も書きますね。
服とハンカチについた絵の具が「オキシ漬け」と「魔法水」での洗濯で落ちるか実験!
いやいや、小学4年生になっても派手に絵の具を服につけて帰ってくる息子に感謝ですね~!
長袖シャツ、ハンカチに見事にたくさん絵の具がついてました。さすがに、シミ汚れを見てもなんとも思わなくなりました。むしろ、ネタをありがとう!と。
さて、絵の具がついた服やハンカチを洗濯するわけですが、
- オキシクリーンでオキシ漬け⇒魔法水で擦り洗い⇒洗濯機
- ワイドハイターEXパワー粉末タイプで漬けおき⇒魔法水で擦り洗い⇒洗濯機
という二つの方法で実験してみました。
まあ、オキシクリーンもワイドハイターEXパワー粉末タイプも主成分は、過炭酸ナトリウムなので結果は同じなのですがね。
ただ、酵素も含まれているワイドハイターEXパワー粉末タイプの方が、汚れが落ちやすいのか?ということを実験したかったので、試してみました。
さあ、まいりましょう!
実験1:オキシクリーンでオキシ漬け⇒魔法水で擦り洗いした場合
服には青色の絵の具がベッタリついてます。
いつものように、オキシクリーンでのオキシ漬けをします。
重曹入りなので研磨作用が効くのか!?
この後、洗濯機でいつもどおり洗濯します。
目立たないくらいに薄くなりました。まあ、水色の服で、運よく青色の絵の具ということもあったのですがね。
実験2:ワイドハイターEXパワー粉末タイプで漬けおき⇒魔法水で擦り洗いした場合
次はハンカチです。
このハンカチは、絵の具がついていることを知らずに洗濯して、絵の具のシミが残ってしまったハンカチです。
やはり、絵の具は洗濯機に入れただけでは落ちませんね。ということで、実験です。
今度は、ワイドハイターEXパワー粉末タイプで漬けおきしてみます。オキシクリーンには含まれていない酵素パワーに期待!
1度洗濯しているので、絵の具(緑)も薄くなっていますがしっかり落としたい!
約50℃のお湯でしっかり溶かす
(1~2分位混ぜないとしっかり溶けません!)
>6時間後漬けおきだけでは擦っても落ちず
>魔法水で擦る
3回ほど擦りとすすぎを繰り返してから、洗濯機で洗いました。
さすがに、1度洗濯していますので、顔料もはがれやすくなっていたとは思いますが、漬けおきだけでは落ちませんでした。
重曹入り「魔法水」での擦り洗いがポイントのようですね。ほとんどわからないくらいに絵の具は落ちました。
実験として、ワイドハイターEXパワー粉末タイプでの漬けおきとも比較しています。
洗濯で服についた絵の具の落とし方は研磨作用がポイント!
今回、プロクリーニング師:中村安秀さんのブログに書かれていた「液体洗剤+液体クレンザーでのもみ洗い」という方法を私なりに試しました。
私は、液体洗剤をオキシクリーンマックスフォースに変えて試したのですが、見事に簡単に5分もかからずにキレイになったのです。
オキシ漬けよりも時間をかけずに簡単にキレイになったのです。
これは、本当に感動ものでした~!!
- 絵の具の成分である顔料は、ものすごく細かい粒子。
- 絵の具が乾いた時に固める成分も含まれているので超手強い!
- ポイントは、粒子を生地からはがして研磨作用を有効的に使う!
また、オキシ漬けすることも全く無意味ではないと思っています。
なぜかと言うと、オキシ漬けは、絵の具の成分である顔料の粒子をはがれやすくしている働きになっているからです。
理論的には、オキシ漬けは界面活性剤配合のアメリカ版オキシクリーンやワイドハイターEXパワー粉末タイプがいいのかもしれません(そしたら洗濯洗剤での漬けおきでも良いのかもしれませんね)
私が以前実験で酸素系漂白剤を使った絵の具の落とし方では、
- 絵の具は、オキシクリーンのオキシ漬けだけでは落ちない!
- オキシクリーンではなくワイドハイターEXパワー粉末タイプでも同じだった!
- オキシ漬けした後に重曹入りの「魔法水」で擦り洗いをすると薄くなる!
ということもわかりました。
「魔法水」も重曹を入れてますので、マイルドながら研磨作用がありますから、絵の具シミも薄くなったのでしょう。
ただ、重曹よりも研磨作用に優れている液体クレンザーを使う方が、有効だという事ですね。
是非、服に絵の具がついた時にはお試しください。ただし、色落ちなどが起きる場合も想定しながら注意して行ってくださいね。
ちなみに、粒子が細かい墨汁を落とす方法も、液体クレンザーは有効でした!