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日ハムを優勝に導いた栗山監督は選手のお父さん的存在!?いやそんなお父さんは少ないのかも。

日本ハムファイターズ栗山英樹監督

日本ハムファイターズがパリーグ・クライマックスシリーズを勝ち上がりました!

日本シリーズ進出を決めた試合では、シーズン同様に栗山采配がズバズバと的中!神采配とまで言われ始めましたね。

こんにちは、ファイターズファンで札幌在住・兼業主夫のケンさく(@kensaku358)です。

栗山監督の采配がズバズバと的中するのは、選手の方を常に見て信頼しているからこそです。

だから、監督ではなくて選手の「お父さん」と言ってもいいのでは?

と思い、私なりの考えをつらつらと書いていきます。

2016年日ハムがクライマックスシリーズを決めた試合を振り返る!

栗山監督自身も監督になってからのベストゲームと自ら仰っている試合。

試合のポイント

  • 不振の田中賢介をスタメンから外して杉谷拳士を起用。⇒杉谷は見事に攻守で結果を出す!
  • 先発加藤を1回で交代。⇒バースが4イニングを無失点好投!
  • 正捕手大野を4回のチャンスで交代。⇒代打の岡が同点ツーベース!
  • 左打者中島へのセオリー外のスクイズサイン。⇒見事に決めて勝ち越し!
  • 大谷DH解除のクローザー起用。⇒165キロを記録しての超快投!

こんなにもうまくいっていいのかという采配。

しびれましたね。

栗山監督がリーグ優勝した時に受けていたインタビューで采配の的中について質問された時、

「選手の一生懸命さ、努力、全力などが監督の采配を導いてくれる。選手の頑張り、必死さがあってこそだと思ってます。」

この言葉に、しっかりと常に選手の方を向いているんだな~と思いました。

こういう上司や人に巡り合いたい!

こういう人間になりたい!

そして、自分の息子や娘にはこういう存在になってあげたい!とすぐに思いました。

いつでも子供の方を向いてあげられる存在に。

子育ても社員教育も「人を見る」は同じ 子育ても社員教育も「人を見る」は同じ。見ているつもりでは伝わらない!

父親だから、男だから。家族のこと見てる?家族のことを見ているつもりになってないか?

自分の名誉や賞賛、成績のことだけを考えていたら栗山監督の考え方にはならないと思います。

栗山監督の考え方

  • どうしたらこの選手は輝くのか?
  • 性格は?
  • 得意なことは?
  • 不得意なことは?
  • 今まで歩んできた道はどういうものだったのか?

選手一人一人に対してこんなことばかり考えているのです。

もしかしたら、こういう起用の方が彼には合っているかも?と。

一般社会で考えれば、こんなことを考えている上司はいるのでしょうか?

残念ながら、私は出会えませんでした・・

それどころか、そういう上司と働いているということも誰からも聞いたことがありません。

  • やはり、サラリーマンなるものプロ野球監督とは身分が違いますか?
  • サラリーマンは首がかかっている。生活がかかっている?
  • それは、栗山監督だって同じでは?

まあ、自分の出世のためや居心地を考えると、部下の性格や不満、得意なことなど考えないものなのでしょう。

たぶん・・そんなの面倒ですからね。

自分の凝り固まった価値観や固定観念で部下を動かす方法が楽ですものね。ある程度結果も出ていれば。

自分の子供に対してもそうなのでしょうか?

子育ては奥さん任せ!?男は稼いでナンボよ!

ということなのでしょうか?

でも、あなたの子供です。

おっと、つい熱くなってしまいました。

何を言いたいかと言うと、

ポイント
栗山監督のような考え方=常に選手(人)を見てあげる。

この考え方は、家庭や会社でも実践できますよね!ということです。

自分の子供をしっかり見てあげることができなくてどうして部下を見れる?

家庭と会社は別問題ですか?

私はそうは思いません。自分の子供から学ぶことは多々あります。

それなのに、忙しいから時間が取れないからと言って、なるべく関わらないというのはありなのでしょうか?

なにも、いつも一緒にいないとダメとは言ってません。

人を見るということで、一番大事なのは信頼関係をつくるということ。

それには、コミニュケーションが重要になってくるのです。

  • 子供たちと進んで会話をしていますか?
  • 何が好きで、学校で何に夢中になっているのか知っていますか?
  • 苦手な給食メニュー知ってますか?

私は只今、在宅ワーカー主夫として子供たちと常に接しています。

だからと言って、きちんと見ているのか?と言われると、自信をもってハイと言えない部分はあります(汗)

もうすぐ9歳男子はあまり多くをしゃべりません。

謎も多いです。でも、

  • なるべくチャンスを多く与えてあげよう!
  • 好きなことをたくさん取り組まさせてあげよう!
  • こんな声掛けをしてみよう!
  • もう少し我慢してやらせてあげよう・・

など考えて接しているつもりです。

5歳女の子は、二人目ということでちゃっかりしっかり者。

こちらもつい、なんでもできると思って接してしまいますが、精神はやはり5歳。

まだまだ幼い部分が多々あります。

きちんと気持ちを受け止めてあげないと、なかなか本人も納得しないことが多いです。

その気持ちをうっかりして、受け止めてあげないようなことがあれば、パンチにキックを繰り出してきます(笑)

男の子と女の子の接し方や気持ちの受け止め方は、違うな~ということも学んでおります。
女の子の育て方父親は難しい 女の子の育て方は難しい!「甘え」と「甘やかし」の判断が怪しい父親かも?

そして、日々の疑問や悩みに対して子育て本に限らず、コーチングなどの本も読みます。

子育てから学ぶことや仕事に活かせることはある!決してマイナスではない!

ヒントはどこにでもあります!

今回のファイターズ優勝での栗山監督やコーチの記事などからもヒントはたくさんありました。

そういうところから、ヒントを得て試してみる。行動も変えてみる。

学ぼうと意識するとたくさんあるのですね。

私は、今会社員という立場ではありませんが、この子育てという経験は必ず自分の人生において生きてくると思っています。

自分の子供をしっかり見ることさえできないなら、他人なんか見ることはできないとも思っています。

そういう意味でも栗山監督は、自分の子供達と思って選手に接している監督なのではないだろうか。

実に素晴らしい!理想のお父さん!理想の上司!と思ったのです。

栗山監督はこれからの新しい時代の監督像、名将像を作り上げた!

阪神やダイエーで活躍していた現在評論家の池田親興さんが栗山監督のことをこう仰ってます。

「凄い覚悟だと思った。監督を5年続けた中での失敗や反省が栗山監督の場合、どんどん次へつなげっているように見える。
栗山監督の選手としての実績は、他チームの監督に劣るが、過去の名声や実績がある人は、自分ばかりを見て、自分の選手時代の経験をものさしにするが、栗山監督は、自分を見ずに選手を見た。
そして、過去の実績ではなく、今の理論、言葉に説得力を持たせるための理論、方法論をつきつめた」

まさに、人を見ている監督。
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プロ野球界もコーチング理論やダルビッシュ選手の言うトレーニング理論が入り始めて変わっていくと思います。

時代が変われば、やり方や考え方も変わるのは必然。

当然、社会も徐々に変わっていかなければならないと思います。

プロ野球界以上に急速に変化しなければならないのではないでしょうか?

そのために必要なことを個人個人が自分自身で理解して取り組むことが必要だと思います。

お父さんの存在や価値観もこれからの時代は、変化していかなくてはならないのでは!?

ただ、男性学でもあるように多様な生き方を認めた上でね。