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女の子の育て方は難しい!「甘え」と「甘やかし」の判断が怪しい父親かも?

女の子の育て方父親は難しい

5歳の娘の育て方というか接し方は、これでいいのか?と悩む日々でございます。

子育てに正解はない!

と思いつつ、わかっていても、やはり正解を求めてしまうのが親というもの!?

女の子でも性格などはみんな違うので、当て込むことはしないぞ!と決め込んでいても、ふと不安になることもある。

今日、保育園に送っていった時にたわいもないことで、泣いてしまった娘をなぐさめて、落ち着かせて、安心させた。

自分では、しっかり向き合って気持ちを受け止めてあげて、次の行動を促した(つもり)。

ようやく、女の子の育て方というか、対応の仕方が少しわかってきたかも~と思ってきたのか!?

と思っているのですが、これって甘いのか?「甘やかし?」なのかな~と、ふと思ってしまったのです。

みんなどういう風に接しているのだろう?

他と比較するものでもないと思っている方ですし、ママ友パパ友もほとんど付き合いがないので、あまりこういう話も聞いたり話したりする機会がありません。

なんだか、今日は妙にこんな不安というか疑問?の気持ちになったので、ブログで記事にしてみます。

後半に、先日、日本ハムファイターズ 白井一幸コーチの講演会で聞いてきた子育てに役立つお話しもご紹介します。

今日の保育園での些細な出来事とは?

ケーキ作りのエプロンとスカーフが必要だということで、今日持っていきました。(ケーキ作りは14日なので、13日まで持ってきてくださいとお便りに書いてあった。まだ期日には余裕あり。)

なんでも、自分の荷物置き場の引き出しに入れておいて~と先生に言われていたようです。

ところが、今日は運悪く自分の荷物置き場は、行事のため使えなくなっていたのでした。

すると、保育園の多くのお友達から
「まだエプロン持って来なくていいんだよ~」
と。(主に男の子)

すると、娘、大泣きです。

おそらく、娘は自分が間違っていると責められていると思ってしまったのでしょう。

たしかに、期日までは余裕あるので大丈夫ではあるのですが、娘のお友達はすでに持参している子が数人いるので、しっかり者の娘も早めに持ってきたという事情。

父親、なだめ作業開始。(心の中⇒余計なことを言うな~男の子め)

大丈夫とか言ってまずは落ち着かせ、気持ちを受け止め、少し落ち着いたらどうしたら自分の気持ちが解決するのかを引き出します。

  • パパが、部屋にこっそり行ってエプロン置きに行くかい?
  • 今日は、パパが持って帰りまた明日持ってくるかい?
  • 先生に事情を話してみるかい?

などの質問をし、そして、自分で決めさせます。そうしたら、だいたいは納得します(たぶん)。

結構時間はかかったものの、明日また持ってくるということで決着。

クリアです(よっしゃー!)

しかし、不運は続きます。

今度はカバン置き場の問題です。カバンを置く棚がいっぱいになり、みんなと離れたところに置くことに。

そしたら、一人だけそこに置くのはイヤ~~と大泣き・・(汗)

ところが、救世主登場!

何で泣いているの?と仲の良いお友達が近づいてきたので、私が事情を説明すると、

「私も一緒に(娘の隣の)棚に置くよ♪」

なんという事でしょう!神の声に聞こえましたね!

という事で、この件は一件落着。という出来事でした。

後半は、超うれしい誤算でしたね。オヤジもほろりです。こういう子はすぐに好きになっちゃいます。(やさしさに飢えているのか!?オヤジ)

さあ、私の行動は「甘やかし」なのだろうか?

この私の取った行動は、娘の機嫌をとっているだけなのだろうか?

「甘やかしている」のだろうか?過保護なのか?

朝の保育園の送りは、お友達のママ達を見ていると短時間ですぐにバイバイしているのに、私は娘の希望で一連の準備を最後まで付き合わされてますし。

自分では、「甘やかしている」とは思ってなく、「甘え」の気持ちを受け止めているつもりでやっているのですが・・。

男の子と女の子の違いに戸惑った父親

長男息子は、男の子。娘も同じような扱いでやっていると、やはり勝手が違いました。

男の子と女の子の違いです。まあ、よく言われていることですよね。

女の子は、左脳の発達が早いので、親のごまかしが利かなくなるのが早い!しっかりしたことをきちんと言わないと納得しません。

男の子の長男は、大泣きの後に1度気持ちをしっかり受け止めてあげなくても、他のもので釣るということがたしか有効だったはず。

娘にはもう通用しません。

さらに、男の子の長男には、少々乱暴に扱ってもすぐには泣かなかったですが、娘はすぐに泣く。

このあたりの違いに、しばらく戸惑ったのですね~。そして、ようやく最近つかめてきたという感じです。

でも、これは「甘やかし」なのか?いや、違うはず!

私の子供の育て方で参考になったこと

子育ての知識

日々、子供と関わって学ばせて頂いたということもあるのですが、オヤジも子育て本やネット記事などで勉強はしています。

そして、自分に合っているな~と思うものは実践しているというところです。

こんな書き方をすると、きちんと理念をもって子育てをしているのかと思われるかもしれませんが、そんな意識はほぼないです。

でも、私が自分に合っているな~と思い、メモしていることをご紹介します。

甘やかせることと躾けることは、両立する。ミセス・パンプキンさん

東洋経済オンライン に連載されているミセス・パンプキンさんの人生相談室から引用させていただきます。

親の生活態度や社会的なマナーをまず正し、子供の胃袋にしっかり愛情のあるものを届ける。あとは問題解決能力などと難しく考えず、試行錯誤を繰り返しながら楽観主義で子育てをなさってください。他家の子供さんとズレたことがあっても、一喜一憂しないことです。それが子供です。

対応に困るほど駄々をこねたら、一度で言い負かせようとせず、構わずにしばらく放っておく。周囲に人がおれば、迷惑のかからない所へ連れ出す配慮は忘れずに。そして基本的に、下手に子供の機嫌をとってはいけません。自信を喪失したかのような親が増えましたが、親の立場は絶対守るべきです。

以前にも触れましたが学業成績に関わらず、愛情をたっぷり受けて育った人に多くみられる自信、疑うことを知らない他者への信頼感の深さ、それらの相乗効果で得られるキャリアや羨ましい幸運は、眩しいばかりです。

甘えてきたら思いっきり受け止めましょう。限度はなしです。基本的なケジメさえ抑えておけば、自分の子を甘やかせるのに、誰の遠慮も要りません。

基本的なケジメを抑えておけば、誰の遠慮も要らなく甘えさせてOK!という言葉には、勇気をもらいました。気持ちが楽になりました。

そして、

今のうちにたっぷり甘えさせて、子供の幸せそうな顔やしぐさから、親もたっぷりと幸せや喜びを味わうべきです。子供が甘えてくれる時期なんて、すぐに終わってしまいますからね。

この言葉にウンウン頷きまくっていました。

「甘えさせる」と「甘やかし」の判断は難しい!わかりやすい基準はある?

ここが、悩みどころなのです。

ミセス・パンプキンさんも「基本的なケジメ」ということで、下手に子供の機嫌をとらないことと、書かれてましたが、難しいところです。

なにか、わかりやすい基準でも・・。

見つけました。

パピーいしがみさんのサイトから引用します。

「甘えさせる」の主人公は「子供」
「甘やかす」の主人公は「子供以外」

「甘えさせる」は必要な要求に応える事
「甘やかす」は不必要なものを与える事

単純明快です!

詳しくは、引用ページを読むと参考になるかと思います。

甘えは、子供の気持ちの要求なので、思い切り受け止める!

甘やかしは、子供に必要がなく、できるだけ避けたい事柄についての言動や行動を与えること。

そうは言っても難しいですよね。ただ、判断の基準としてありがちな例も挙げてましたので、リンクを張っておきます。
参考記事⇒ 第109号 もしもゲームをねだられたら・・・?|“幸せなお母さん”になる為の子育て イライラ、育児の悩みの相談・支援サイト

保育士おとーちゃんの「甘え」と「甘やかし」の簡単な見分け方

もうひとつ、私が参考にしてたのは、保育士おとーちゃんの本です。

大人が「イヤイヤ」「無理して」「本当はさせたくない」などと思いながら子どもの要求に応えたり、与えてしまうことは「甘やかし」になってしまうでしょう。

要するに、大人がやりたくないことまで子供のためにするというのは、「言いなり」になっているだけということです。

パピーいしがみさんが仰っているのとほぼ同じですよね。

保育士おとーちゃんの「叱らなくていい子育て」は、他にも保育士さんならではの実践から得られたことが、書かれていますので参考になりましたよ。

例えば、「受容」について。

これまでの子育てでは、「受容」というものはあまり気にもされなかった。それは、さほど意識せずとも多くの人に当たり前ということでした。

しかし、現代にはいまの時代に合った新しい子育ての方法というのが必要になってきている。その最も重要なものが「受容」というプロセス。

躾をしっかりやることや勉強をさせることだけでは、もう上手くいかない時代になっているということを受け止めてくださいね。という事です。

気になる方は、是非一読を。

親の笑顔に比例して子供は伸びる|陰山英男さん

百マス計算でおなじみの陰山英男さんの書籍にありました。

「困ったときほど、笑いで子どもを安心させる」

子どもが集中するためにもっとも必要なこと。それは安心です。

安心できる環境があって初めて子どもは力を発揮します。その安心の源となるのが母親の笑顔なのです。

親がしかめっ面をしていると、子どもは萎縮して力を発揮できなくなります。結果ばかり気にするようになるからです。

①親がしかめっ面をする→②子どもが萎縮する→③力が発揮できなくなる→④伸び悩む→①に戻る、という負のスパイラルに陥ります。

先日講演を聞いた、日本ハムファイターズ 白井一幸 内野守備・作戦担当コーチが仰っていたことと同じです。

白井さんは、選手に対するコーチングでのお話しでしたが、やはり、しっかりと子育てにも同じことが言えるのです。

心と勉強は一体。心の安定こそが一番大事。

その心を支えているが親というわけです。

そうは言っても難しいのが子育て。

結局、娘に対するのは「甘え」なのか「甘やかし」なのか。

知識を持っていても「理解しているつもり」になってしまう事が多いのは事実です。

その時その時の感情もあります。いつも冷静でいられるわけでもありません。

怒鳴って怒ってしまうことも多々あります・・。

子育てに正解はない。

でも、ひとつだけ言えるのは、子育てができるのは今だけ。

この時だけできるということは、忘れないでおきたいです。

日本ハムファイターズ白井一幸コーチが、講演会で仰っていたことは、子育てでも同じ。

日本ハムファイターズ白井一幸メンタルコーチング

12月3日に行われた、日本ハムファイターズ白井一幸コーチの講演会で聞いたお話を少々ご紹介します。

私が、一番講演で印象に残ったお話しです。

いくら指導しても、うまくいかない時は、やっぱりあるのです。

「どうして、何度言ってもやってくれないのだろう?」
「どうして、こんなに必死に教えているのに上手くならないの?」
「やっぱり、この選手には才能がないのか?」

人間ですから、こう頭をよぎる時もないとは言えない。

でも、選手の批判をした時点で「指導者失格」!

なんのためにこの仕事をさせてもらっているのか?と自分に問うと、

「チームが優勝という目標に向かって全力で戦うためのサポートをさせていただいている。」
「そして、選手の成長がなによりの喜び。」
「それにより、今季のように日本一になり、ファンと喜びを分かち合えるというかけがえのない経験をさせて頂いている。」

そうです、全て自分のためなのです。こんな素晴らしい仕事をさせてもらっているのです。

だから、すべて自分の責任である。

このお話しで「選手」を「子ども」に置き換えるとどうでしょう。

親として一人の人間として、自分の幸せのために子供を設けたのではないですか?

だから、子どもを感情的に自分の都合で叱りつけたり、怒鳴ったりすることは、親として失格なのでは?

すべて、自分の幸せのために「親」をやらせて頂いていると思うことが原点ではないでしょうか?

白井コーチの講演では、こんなことが強く印象に残り、勉強させていただきました。

まだまだこれから!さらに親として人間として勉強することは多い

娘は、まだ5歳。

気持ちを受け止めてあげることをしているつもりですが、感情を表現するのに、まだまだ手や足がでます。

先日は、初めてビンタされました・・。

それでも、冷凍保存しておきたい位に可愛い存在なのです。

これから、成長していくに連れて、もっと難しいことがたくさん待ち受けていることでしょう。

サポートできることは、できるだけ力になりたい!

でも、煙たがられる存在になるのも間違いない。これからの未知の世界に楽しみと怖さがありますね。

それも、経験させてもらっていると思うとありがたいことですね。

「甘やかし」にならないように、日々、意識しながら今しかできない子育てを楽しまさせていただきます!