小学3年生の息子(2016年当時)がついに、小学校の視力検査で「B・C判定」を頂いてきました。
- 任天堂3DSやスマホゲームを注意しても長時間やってしまう。
- テレビやYouTubeも長時間見てしまう。
普段からこんな生活をしていますから、
ついにこの時がきたか・・と。
落胆しつつもまあ、ゲームやテレビを見る時の決め事をしっかり遂行させれなかった私の責任と、現実を受け止めています。
こんにちは、札幌在住・兼業主夫のケンさく(@kensaku358)です。
この記事では、眼科での検査や目薬での治療、眼科医から聞いたお話しなどの体験談と子供の視力回復はできるのか?という疑問を記事にします。
結論から書きますと、
ケンさく
本当の初期の初期の近視以外だとこう言っても良いかと(私の経験談と見解ですが・・)
タップできる目次
- 【体験談】眼科では視力検査と眼底検査をされてミドリンM点眼液の処方で様子見
- 【視力回復する近視】仮性近視(屈折性近視)のみ!軸性近視だと限界あり
- 【目薬】ミドリンM点眼液0.4%は目の筋肉緊張を解く役割のみ!視力回復はされない
- 【目薬】マイオピン(アトロピン0.01%)点眼治療で近視の進行を60%軽減|自由診療(保険適応がない治療)
- 【視力回復訓練】超音波治療器「アイパワー」仮性近視を改善
- 【オルソケラトロジー】就寝時コンタクトレンズによる屈折矯正法|自由診療(保険適応がない治療)
- 【視力回復訓練体験談】科学的トレーニングプログラムを購入し実践するも3日坊主
- 【近視の原因と対策】遺伝と生活環境で仕方ないものの外遊びで進行を抑えれることも判明
- 親は少しでも子供の近視が進まないように粘り強く注意していくしかない!
【体験談】眼科では視力検査と眼底検査をされてミドリンM点眼液の処方で様子見
- A判定 1.0以上
- B判定 0.9~0.7
- C判定 0.6~0.3
- D判定 0.3未満
という分類で結果を知らされます。
【眼科 視力検査】小学校でB判定も眼科での視力検査は右0.7左0.8両眼視0.9という結果で少し安心。
C判定ということであれば0.3とか0.5という可能性があるのでちょっとこれはヤバイと思っていたのですが、眼科での検査では、右0.7左0.8両眼視0.9という結果。
この結果で少し安心したのは間違いないです。
やはり、眼科での精密検査は早めに受けることは大事ですね。
ちなみに、私、学校からの眼科での検査をおすすめするお便りを1回目無視していました。
ですので、学校側も視力を再検査したようです。
その結果、全く改善されていないということで、再度お便りをいただいた次第でございます。
忘れていたということもあるのですが、放置はいけませんよね。
適切な検査や指導を受けなかったことで視力がもっと低下してしまう場合もなくもないので・・
【眼科 眼底検査】小学校から精密検査のお便りの児童
眼科では視力検査はもちろん、小学校からの精密検査のお便りを持参された方には、基本的に眼底検査も行うということでした。
この眼底検査では、簡単に言うと視力以外で目の状態を診るという検査です。
瞳孔を広げる目薬をして約20分待ちます。
瞳孔が開いた状態になると、暗室で先生より目に光を照射されて検査を受けます。
息子は、看護師さんにしきりに痛い?痛い?と聞いてましたが、まったく痛いことはありませんのでご安心を。
注意点としては、目薬をさして瞳孔を広げると近くがぼやけるので、3時間後位までは不自由になるということ。
その日、息子はスイミングスクールの日でしたが、まったく気にせず行きました。
息子は、そんなに気にならなかったようです。
【眼科 診断結果】両眼視で視力0.9なので今すぐに眼鏡は必要なし
結局、息子の検査結果としては、両眼視で0.9という視力なので、今すぐには眼鏡が必要ということはないでしょう。
でも、近視が進んでいるのは事実なので、これから近視が進行していくことは考えらます。
その時に、気づいてあげて眼鏡の準備をしてください。という診断でした。
さらに、一応、偽近視という可能性もなきにしもあらずなので、筋肉の緊張をとる目薬=ミドリンM点眼液0.4%を寝る30分前に点眼してくださいと。
1ヵ月で1本なくなるので、なくなる直前にまた検査して偽近視か真近視かを判断しましょうということでした。
まあ、気休めの目薬という気がしますが淡い希望を持ちましょう。
でも間違いなく近視でしょうね。私も妻も近視。
ほぼ毎日、ゲーム三昧。これで、近視でなければ奇跡!
【その後・・】小学6年生時に視力0.1になってました・・
本人に黒板見える?と聞くと「見える。」
この言葉を信じていたら、6年生卒業間近に視力0.1。
中学生からメガネしています・・
【眼科選び】ポイントはあるのか?
今回、視力の検査だけなのですが、もしかしたら、良い眼科であれば視力回復のヒントとかあるかもしれない!と思って、ネットで調べまくりました。
でも、検索してもしても何もわかりませんでした。
こういうのは、ママ友などの口コミがやはりいいのですよね~
子供の弱視や斜視も診療項目に入っていた方が、よく診てくれるという情報がありました。
おそらくこれは、眼科医は基本的に近視は病気ではないと考えていて、視力というよりは近視以外の病気にかかってないかということを検査するのが目的だからだと思います。
弱視や斜視によって視力が落ちている可能性もあるからですね。
なので、そのような眼科の方が良いかもしれません。
ちなみに、私が行った眼科は、弱視や斜視というのは診療項目には入っていない眼科でした。
ただ、受付のキレイなお姉さんが息子にバイバイ!と言ってくれて、息子が鼻の下を伸ばしていたのが印象的でした。
そして、ちょっと羨ましかった・・
【視力回復する近視】仮性近視(屈折性近視)のみ!軸性近視だと限界あり
という説が最も多く賛同されています。
偽(仮性)近視の状態から回復しないと、軸性の変化が起きて真の近視へ。
偽(仮性)近視のうちに、目薬や望遠訓練、低周波や超音波を使った理学的療法などを行うことにより、回復するという事例もあるようです。
よくメディアなどで視力回復トレーニングで治ったと言っているのは全て屈折性近視の患者様です。
次に説明する軸性近視は視力回復トレーニングで治ることはないと考えられています
しかし、実際には視力回復訓練も期待を持てるほどではないという声が多いのも事実。
回復しても一時的ということが多いので、権威ある眼科医でも偽(仮性)近視そのものを疑っている・・という状況。
小学校低学年で、学校の視力検査でB・C判定だとしたら、早めに・きちんと眼科を受診することが、近視進行抑制の第一歩と言っても良いですね。
もし、仮性近視だとしたら、早期治療によって視力が回復する可能性がないわけではありませんので。
最終的には、個人差ということにはなります。
【仮性近視治療法】目薬・視力回復超音波治療器・オルソケラトロジー
- 【健康保険適用】目薬 ミドリンM点眼液0.4%での治療
- 【健康保険適用外】目薬 マイオピン(アトロピン0.01%)点眼治療
- 【健康保険適用外】視力回復装置 超音波治療器「アイパワー」
- 【健康保険適用外】夜コンタクトレンズ オルソケラトロジー治療
治療と言っても、厳密に言えば「近視進行抑制方法」ということを覚えておきましょう。
ただ、オルソケラトロジー治療は、軸性近視の矯正。
毎晩就寝中にコンタクトレンズを装着することで角膜を圧迫し、角膜の形状を正常な屈折状態に矯正。
角膜の形状は、時間が経過すると戻るので、毎晩装着して近視を抑制する役割もしています。
【目薬】ミドリンM点眼液0.4%は目の筋肉緊張を解く役割のみ!視力回復はされない
就寝前にミドリンMという点眼薬をいれることにより、水晶体の厚みを調節する毛様体筋を弛緩させる働きがあります。
それにより、仮性近視によって緊張した毛様体筋をやわらげてやることができます。
引用元: 小児の近視治療|きしもと眼科
あくまでもミドリンM点眼液という目薬は筋肉の緊張を解く役割。
偽近視(仮性近視)の発生を抑えることを期待して処方する目薬なので、近視が良くなるという目薬ではありあません!
そして、偽近視治療(ミドリンM点眼液)で近視は、ほとんど軽減しないと言われています。
もし、視力が回復しても一時的なもの。
ですから、権威のある眼科医も偽近視という存在に疑問を持っている方が多いです。
やはり、日本での生活環境だと、近視になる人はなるということでしょう・・
【目薬】マイオピン(アトロピン0.01%)点眼治療で近視の進行を60%軽減|自由診療(保険適応がない治療)
マイオピン点眼の特徴をきしもと眼科ホームページ より引用します。
- 副作用がほぼゼロといわれています。
- 近視の進行を平均60%軽減させるといわれています。
- 日中のまぶしさに影響を与えないため、サングラスは不要です。
- 眼の遠近調節機能(手元を見る作用)にほぼ影響を与えません。
- 毎日就寝前に1滴点眼するだけの簡単な治療法です。
- 目薬(1本5ml)は両眼用で1か月の使い切りです。
- 本製品はGMP(医製品特別管理、および品質管理基準)準拠の工場で生産されています。
引用元: 小児の近視治療|きしもと眼科
はたらきは、ミドリンM点眼液と同じく、毛様体筋を弛緩させて調節機能を取り除くはたらき。
違う点は、マイオピン点眼は、少なくとも2年継続使用すれば、何もしなかった場合と比較して近視の進行を60%軽減できることが確認されています。
やはり、ミドリンM点眼液同様に、視力回復目薬ではありません。
保険適用がない治療ですので、眼科医と相談するのが賢明です。
【視力回復訓練】超音波治療器「アイパワー」仮性近視を改善
毎日10分まぶたに軽くあてるだけでOKという超音波治療器。
厚生労働省承認の医療機器ですが、やはり、仮性近視においての視力回復訓練です。
毛様体筋のコリを防ぎ、血行を良くするだけなので、軸性近視だと効果は期待できません。
ただ、超音波治療器「アイパワー」は、2週間無料体験できるので、効果を判断してみることができます。
送料のみ実費負担ですが、試す価値はあり!
【オルソケラトロジー】就寝時コンタクトレンズによる屈折矯正法|自由診療(保険適応がない治療)
オルソケラトロジー、手術のいらない視力矯正治療の特徴をきしもと眼科ホームページ より引用します。
オルソケラトロジーは、就寝時に特殊な酸素透過性のあるコンタクトレンズを使用し、角膜の形状を平坦化させることにより、視力を改善させる近視矯正法のことです。
就寝前にレンズを装着することにより、日中は眼鏡、コンタクトレンズなしで生活することができます。
引用元: 小児の近視治療|きしもと眼科
小学生の近視の進行しやすい時期に使用することで、2年間で3~6割の程度の近視の抑制効果が期待できます。
軸性近視でも矯正できるのが最大の特長。
ただし、矯正と言っても、2週間何もしなければ元に戻ってしまいます。
オルソケラトロジー治療で必要なコンタクトレンズが、約15万円。
眼科によって、有料でトライアルさせてくれるなど、様々なプランもありますので、調べて確認するのが良いですね。
【視力回復訓練体験談】科学的トレーニングプログラムを購入し実践するも3日坊主
NPO「日本視覚機能向上研究所」の人体メカニズムに対する研究と、数多くの実験・検証を繰り返した末に完成した科学的トレーニングプログラムを購入し実践しました。
ヒモとビーズを使った簡単なトレーニングなのですが、3日坊主で終了・・効果でる以前の問題でした・・
お時間ある方は、 眼科の目薬では限界!小学生視力回復方法のトレーニング実践と感想まとめ記事をお読みになってください。
眼科の目薬では限界!小学生視力回復方法のトレーニング実践と感想まとめ
ちなみに、NPO「日本視覚機能向上研究所」は、平成30年7月17日に解散 しています・・
【近視の原因と対策】遺伝と生活環境で仕方ないものの外遊びで進行を抑えれることも判明
- 遺伝の影響が一番強い
- 都市部での生活は進行が早い傾向がある
- IQや学歴が高いほど早い傾向がある
- スマホ・ゲーム機などの近くを見る作業が多いほど早まる
- 一番の予防は外遊び中心の生活!
ということが、最近の大規模実験で分かったことなのです。
しかしながら、日本の小学生の大半が上記にあてはまる生活を強いられている事実。
パソコンやSwitchなどの携帯ゲーム、スマートホンやテレビなどが日常的にある生活。
勉強も長時間しなければならない生活。
日本に住んでいる限り、近視化は避けられない・・
【近視を進行させない対策】
- 正しい姿勢でみること
- ※机で勉強する際に本を読んだり、書いたりするときは背筋を伸ばし正しい姿勢で見るようにしましょう。 暗いところで姿勢が悪い状態で勉強したり、寝転がってテレビを見ると目に負担がかかります。 正しい姿勢で明るいところで見ることで眼の負担が抑えられます。
- 読書、スマホ、ゲームをするときの近業は1時間したら15分の休憩をしましょう
- 学校の休み時間はなるべく外で遊びましょう。
- 規則正しい生活(早寝早起き)をしましょう。
- 定期的な眼科診察をしましょう
- ※定期的な診察をすることにより、もし近視が出てきた場合でも治療ができる可能性があります。
引用元: 小児の近視治療|きしもと眼科
最近の研究では、子ども時代に十分な自然光(太陽光)を浴びないと、近視の進行リスクが高まるという結果が発表されました。
まだ近視を治せるという証拠はありませんが、屋外で遊ぶ時間が長いほど近視の有病率が低下することは既に判明しています。(※2021年5月時点)
親は少しでも子供の近視が進まないように粘り強く注意していくしかない!
近視は遺伝の影響が一番強いと眼科の先生は仰ってました。
それは、遺伝だったり、個人差だったりさまざま。
だから、近視はもはや仕方ないことの部類に入るので、親は自分を責めすぎないように!
私は、自分の経験を軸として考えるので、どうしても小学生から眼鏡なんて早すぎ・・と。
正直、落胆しまくってた自分は、先生の言葉に少し救われたような気がしました。
現代の生活では近視になる原因がありふれています。
避けて通れないのが現代の日本。
このことをしっかり受け止めた上で、少しでも近視が進まないように、注意していくしかないということです。
ゲームやテレビはしっかり休憩させることや、姿勢を正すなど。
結局は、規則正しい生活と外遊びをできるだけ多くさせるという事が大事ということですね。
娘にもできるだけ注意して気を付けさせよう。
難しいな~・・
初めまして。
子供の視力を回復すべく、情報を探し実践している「あお」と言います。
友人の子供も視力が悪く、ミドリンと言う点眼液を眼科でもらっていて、
「効いてる気がする!」と言うので情報を探してて、こちらに
たどり着きました。やっぱり視力が回復するわけではないんですね・・・
通院している眼科では、まったく目薬のことは言われなかったので、
効くなら相談してみようかと思ったのですが。。。
またお邪魔させていただきます!
あおさん、コメントありがとうございます。
子どもの視力は気になる問題ですよね。ゲーム好きになると本当に困ったものです。ゲームを与えた親の責任でもあるのですが・・
ミドリンに関してはブログに書いた通りです。素人の私の見解ですが・・
近視の進行を抑える点眼薬・目薬としてマイオピンを処方してくれる眼科があるようです。
近視の進行を平均60%軽減させるということ。
まだ、保険適用外で自費診療ですがミドリンよりは期待がもてますね。
ただ、毎日ゲーム三昧だとどうなんだろう・・と。情報ありましたら教えてください。
ケンさく
ケンさく様
ご返信ありがとうございます。
我が家も同じです・・・
ゲームを与えたら予想以上にはまってしまい、
その集中力を勉強に使ってほしい!と思うほどです(笑)
マイオピン、初めて聞きました。
視力はよくはならないけど、進行を抑えてくれるんですね。
また調べてみたいと思います!!
こちらこそよろしくお願いいたします♪