子供がインフルエンザにがかかった時、家族にうつらない方法・注意点、パパに知ってもらいたい事を書いていきます。
子供が学校からインフルエンザをもらってきたら、看病するのはお母さん。
お母さん=主婦にうつったら、家が機能停止になります。
そんな時に限って、旦那さんが忙しいとか出張とかになると悲惨です。
身体も気持ちも超不機嫌になり、家庭崩壊に・・
ちょっと大げさ?ですが、近い状況になると思いますので、子供がインフルエンザにかかった時家族にうつらない方法5つを実践しましょう。
こんにちは、朝起きてすぐの歯みがきで発熱なしを5年実践している札幌在住・兼業主夫のケンさく(@kensaku358)です。
私はインフルエンザにうつらない方法を実践できなかったので、見事に2018年札幌インフルエンザ大流行の波にしっかりのみこまれました。
学級閉鎖になって喜んでいた息子がインフルエンザA型に感染し、うつされました・・
【基準とは?】札幌2023年インフルエンザ流行で小中学校学級閉鎖大量発生!
何でうつったのか?は、見当がついているので、私の失敗例を交えながら、しっかりインフルエンザ対策をして、家庭崩壊防止!といきましょう。
お父さん!家族がインフルエンザの難局を乗り切ると、家族が一丸となり達成感を得られて、絆が深まりますよ。たぶん。
タップできる目次
インフルエンザがうつる経路を復習
インフルエンザにうつらない方法を知るには、うつる仕組みをしっかり理解しないといけません。
インフルエンザ患者・感染者の咳やクシャミの飛まつ(シブキ)、痰、鼻水にはインフルエンザウイルスが含まれています。
また、次のように感染すると考えられます。
飛まつ感染:主な感染経路です。患者の咳やクシャミにより、ウイルスが放出され、それを吸い込んで感染します。
接触感染:ウイルスに汚染されたモノ(飛まつが付着したモノやウイルスがついた手で触れたモノ)を触った手から、目、口、鼻の粘膜に感染する。
空気感染はしないのですが、くしゃみや咳などで飛んでくるインフルエンザウイルスを吸い込むとうつります。
子供は、くしゃみ・咳を平気でしてウイルスを飛び散らしますし、家にいたら手も洗わないので家中ウイルスだらけ・・ということになるんです。
このうつる仕組みを理解して、うつらない方法をまとめていきますね。
あたりまえに思えることが多いかもしれませんが、再度確認ということでお願いします。
【家族がインフルエンザにうつらない方法①】「こまめな手洗い・アルコール消毒」
一つ目は、「こまめな手洗い・アルコール消毒」
外出して家に帰ってきた時は、当然ですね。
インフルエンザ患者が家にいる場合は、その都度手を洗いましょう。
いろいろなものを触っているので、とにかく手を洗いましょう。
アルコール消毒もこまめにするとバッチリです。
ドアノブや照明のスイッチ、手すり、椅子、テーブル、蛇口はアルコール消毒を忘れずに
インフルエンザウイルスがモノの表面上で生存できるのは、8時間と言われてます。
しかし、金物やプラスティックなど表面がツルツルしたモノは、もっと生存できるというのです。
最大48時間生存する可能性も報告されています。
ということで、ドアノブや照明のスイッチ、手すり、椅子、テーブル、蛇口などは、アルコールで拭き掃除しましょう。
インフルエンザ患者が触った後は、こまめにやるのがインフルエンザの予防策です。
アルコールスプレーの濃度を意識すること
アルコールスプレーであれば、なんでも良いというわけではないようです。
アルコール濃度によって、インフルエンザウイルスの殺菌力が変わってくるのです。
56℃30分の加熱、紫外線、エーテルなどの脂質を溶かす溶媒や界面活性剤、次亜塩素酸ナトリウム、エタノール等により容易に不活化されます。
エタノール製剤には、そのエタノール含量の様々なものがあり、通常は60~80%が勧められていますが、これまでの実験結果から、50%v/vが担保されていれば、力価・株に関係なく15秒以内に4log以上の不活性化が可能と考えられています。
アルコール濃度50%以上のスプレーを使用するようにしましょう。
私が使っていたのは、カビキラーキッチン用アルコール除菌です。
99.99%除菌できると記載されていますが、アルコール濃度がどこにも書かれてません。
果たして、50%以上のアルコール濃度なのか?いったい何%なの?
わかる方教えてください。
【家族がインフルエンザにうつらない方法②】「個室に隔離、家でもマスク着用」
二つ目は「個室に隔離、家でもマスク着用」
なるべくインフルエンザにかかっている家族は、個室に隔離しましょう。
そして、マスクをさせましょう。
飛沫感染防止策です。
しかしながら、子供は一人でいられない場合もあるでしょう。
くしゃみや咳をだすので、最低でもマスクは着用させることが大事ですね。
私は油断して息子にマスクも隔離もさせませんでした・・
【家族がインフルエンザにうつらない方法③】「加湿と換気」
三つ目は「加湿と換気」
インフルエンザウイルスは乾燥しているところが大好きです。
湿度50~60%を常に保つようにすることがポイントです。
ただし、加湿器で湿度を上げるのは予防・拡散対策になりますが、ウィルスは死滅しません。
湿気でウィルスの活動が低下して、床にたまっているだけです。
なので、部屋が乾燥するとまた上昇して活発に活動します。
対策としては、アルコール消毒液で床を拭くのがポイント!
これでウィルスが死滅するのです。
ちなみに、カーペットやソファなどにはアルコール消毒液を噴霧して拭き掃除の代わりとします。
アルコール消毒液を散布できない場合は、部屋の空気の入替をしてウイルスを追い出すことが有効です。
こんな時は、やっぱり床拭きロボットが役立ちますよね~欲しい・・
【家族がインフルエンザにうつらない方法④】「鼻をかんだティッシュ対策」
4つ目は「鼻をかんだティッシュ対策」を甘く見るな!
インフルエンザにかかっている家族が、鼻をかんだティッシュは、インフルエンザウイルスの温床です。
触ったら、手洗いしてアルコール消毒を必ずしましょう。
ゴミ箱も専用のものをつくり、フタをしっかりしめるようにすると良いです。
後ほど書きますが、私は油断してしまいました・・
【家族がインフルエンザにうつらない方法⑤】「免疫力向上」
最後は「免疫力向上」です。
睡眠をしっかりとる
免疫細胞は、眠っている時に活発になるのです。
身体を温める食材摂取
ねぎ、にら、にんにく、しょうが、玉ねぎなど身体を温める食材を積極的に摂る。
身体をあためて血液の流れをよくすることで免疫細胞を活発にしてくれます。
ビタミンCの積極的摂取
いちが、みかん、さつまいも、じゃがいも、ピーマン、ブロッコリーなどでビタミンCをたくさん食べましょう。
寒さ、熱、疲れなどですぐに消耗してしまうので、免疫物質をつくるためにも積極的に食べるのが良いのです。
入浴・運動で体温を上げる
- 筋肉量の低下が低体温の最大の原因。
- 体を温める生活をして免疫力を活性化!
ということで筋肉量を増やす生活を習慣にすることがポイントです。
1日中動かないでいると、1日で0.5%もの筋肉が失われるそうです。
在宅ワークで引きこもっていると、どんどん筋力が低下し免疫力もダウン。
1日30分以上歩くことで効率よく筋力アップ!
また、湯船に10分程度つかれば、大体体温が1度くらい上がるので、毎日の入浴は欠かせませんね。
太陽光を浴びる=ビタミンD摂取
最近の研究では、ビタミンDが免疫力をアップする効果がわかってきました。
インフルエンザとビタミンDとの深い関わりを調べている東京慈恵会医科大学の浦島充佳准教授の研究室での臨床試験では、ビタミンDを摂取しないと、インフルエンザの発症リスクがおよそ2倍に上がったというのだ。
そしてこう報告している。
「ビタミンDは紫外線を浴びて生成される。強い日差しや長時間当たる必要はないが、今の時期は紫外線が少ないのでたっぷり浴びてチャージしておくといい」
ビタミンDを生成するのに、太陽を浴びることも重要ですね。
【洗濯】家族がインフルエンザにかかった時の洗濯方法
通常の洗濯で大丈夫です。
洗濯洗剤に配合されている界面活性剤で、感染力を失わせてくれます。
酸素系漂白剤オキシクリーンでオキシ漬けしなくてもよいですよ。
部屋干しは、インフルエンザウイルスが付着してしまうからNG?と思っちゃいますが、8時間以上すると死滅するので気にしなくて良いということですね。
洗濯できないものも、インフルエンザウイルスがモノの表面上で生存できるのは、8時間なので干しとけばOK。
インフルエンザウイルスは、加熱(80度、10分間以上)すると殺菌できるので、寝具などしっかり消毒したいのであれば、洗濯後乾燥機にかけると完璧かと思います。
ただし、ドラム式洗濯乾燥機は、一般的にヒートポンプ式60℃以下、ヒーター式80℃以下、ガス式80℃以上の乾燥温度です。
コインランドリーやガス式のリンナイ「乾太くん」が良いです。
私が子供からインフルエンザをもらった原因は嘔吐と鼻をかんだティッシュ
私が、子供からインフルエンザをうつされた原因は、嘔吐処理が甘かったのが最大の原因と思っています。
息子、インフルエンザにかかった時、1回だけ嘔吐したのです。
嘔吐物を処理する時は、新聞紙でフタをして、手袋をはめて処理したのですが、飛散したウイルスを吸ってしまったのでしょう。
子供が夜中に嘔吐!原因がウィルス性胃腸炎と分かった時の食事や対応は?という記事も書いていますが、胃腸炎ではないからと油断しました。
さらには、鼻をかんだティッシュを素手で処理したあと、こまめに手洗い・消毒をしませんでした。
うつらないだろうという根拠のない過信でしたね。
しっかりもらいました・・
インフルエンザにかかったら眠れないのがツライ
何十年ぶりのインフルエンザ感染は、つらかったです・・
発熱してから下がるまで約4日間。
悪寒、倦怠感、体の痛み、眠れない・・本当につらかったです。
インフルエンザウイルスをやっつけるために、免疫作用で上記のような症状がでるということ。
熱が下がってからも、体力の回復に時間がかかりました。
インフルエンザはタミフルなしで自然に治る!飲むか飲まないかは自己判断だった。という記事も書いてますが、抗インフルエンザ薬を飲んで1日でも早く熱を下げたい!と思いました。
インフルエンザは、健康な子供や大人は薬を飲まなくても自然に治るのですが、1日でも早く熱をさげて、学校・会社に行く必要がありますしね。
とにかく辛かったですわ。
おまけに、病院と薬代一人4,000円!
二人で8,000円也!
その他、果物など多めに買ったりしますので、1万円以上の臨時費用発生です。
小学生の医療費無料化希望を強く願いました。
【最後に】ママと娘にインフルエンザをうつしていない
朝起きてすぐの歯みがきを実践して1年の所で、ついに、私と長男10歳が発熱なし記録が途絶えてしまいました。
インフルエンザには、朝歯みがきだけでは勝てませんでした。
でも、確実に風邪をひいても重症化する回数が減りました。
説得力ありませんが・・
なので、これからも朝起きてすぐの歯みがきは継続していきますよ。
せっかく、習慣化に成功したばかりですからね。
朝起きてすぐの歯みがきを始めて10ヵ月経過。ようやく子供たちが習慣づいてきました!衛生委員長として逃げ回る子供に歯ブラシを与え続けた結果、自分で磨くように。おかげで発熱なし記録進行中!ナカタコマチ(@nakata_komati) さんのブログで気づき、私もブログ記事に⇒https://t.co/ErgFqRysNh
— ケンさく@男のオキシ家事実践中 (@kensaku358) 2017年12月28日
しかしながら、妻と6歳の娘は発熱なし記録を更新中です。
私と息子がインフルエンザにかかったのに、上記に書いたインフルエンザにうつらない方法を意識して実践していたら、うつりませんでした。
このまま、今シーズンを乗り切ってくれることを祈ります。
ダブルしゅふ家族の主夫が、インフルエンザで家事ができなくなると、やはり、主婦への負担が大きくなります。
妻には、洗濯機の使い方を忘れたとやり方を聞かれました。
洗濯物の畳み方はこうやって畳んだ方が楽だよ~と私に教えてくれたこともすっかり忘れていました。
人間、やらなくなると忘れるものです。
掃除、洗濯はやらなくても生死にかかわらないけど、料理を作ることは重要だよね。
食べないと死んじゃうから~と。
私の担当家事はどうでも良いというアピールでしょうか・・
ちょっと複雑な気分・・
また、妻が私担当の家事をやっているのを見ると、つい、ダメ出ししてしまいました。
世の中の主婦の皆さまの気持ちがよ~くわかりました。
そして、ダメ出しは良いことなし!という事もあらためて勉強させてもらいました。
以上、私のインフルエンザA型感染記をお送りしました。
体力・免疫力アップのため運動始めなくては!と意気込むひきこもり主夫でした。