札幌在住の兼業主夫は、会社員時代に38日間の男性育児休業を取得しました!
サラリーマンの私がなぜ、育児休業を取得したかを当時書いた日記をもとに書いていきます。
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【日記】育児休業(男性育休)取得のきっかけは・・|2007年12月16日
育児休業(育休)をなぜ取得しようとしたかというと、正直言うとズバリ「会社を休める!」という、単純・不純?なものでした。
長期間休めるなんて、いいじゃないですか~
ケンさく
でも、1年休めるのか?
育児休業の制度もよく知らず、なんとなく理想は持ってました。
まあ、現実はそんなに甘くないから無理だろうな~とも・・
そんな時、我会社でも子育て推進委員会なるものも発足しており、メール等でも活動状況などが発信される状況となっていました。
なんとなく、俺も取得できるかな~?なんて、思えてきた時でした。
また、ママはワーキングママで産前+産後休暇をとり、育児休暇(育休)を1年取得予定。
これで産後に実家に帰って1ヶ月位はゆっくりできれば、パパも育児休暇(育休)をとる必要もなかったのですが・・
色々事情もあり、実家に帰ら(れ)ない事になり、ますます、産後のパパの育児休暇(育休)が必要だと感じて、いや、必ず取らなければ!と強く思いました。
ただ、会社というものは人間関係等もあり、長期休暇など他の人に迷惑をかけてしまう事や、色々な噂や意見を言われてしまう、他には出世への影響などなど、不安を挙げればキリがないのは確か。
以前のパパであれば、そんな事を気にして育児休暇をとる勇気がなく、諦めていたでしょう。
しかし、年齢を重ねるごとや本を読むようになり、考え方に幅ができてきたせいか、勇気というか一歩前進した考え方ができるようになった気がします。
- 今、自分にとって何が重要なことなのか?
- ベストな選択はどの道なのか?
- 冷静に判断し、決断し、それに対しては自己責任をとる!
と、言い聞かせた結果が、育児休業取得の選択になったのです。
しかしながら、決断したのは良いが、会社側が了承してくれるのだろうか・・?
悶々としながらも、ママのお腹はどんどん大きくなっていくぅ~!
男性育児休業取得が主夫のスタートライン!?
日記を振り返ると、我ながらカッコつけてましたね。
本当に単純にしか考えてなかったのでしょう・・わたくし。
長男が産まれる前なんて、育児なんて想像もつかなかったので、深く考えることもないですからね。
ところが、約1ヶ月強の育児休業など、本当にあっという間で、読書三昧という浅はかな希望も見事に崩れ落ちたのでした・・
今思えばこの決断が貴重な経験に繋がり、子育て+家事がどれだけ大変かを身をもって体験できました!
育児休業で得た経験が、子育ても家事も夫婦で一緒にやるものだという意識が得られたような気がします。
今、振り返ると。
2018年男性育休取得率6.16%・・目標は2020年13%
育児休業を取得したのが、2007年12月。
それから、11年経過した2018年、男性育児休業取得率は6.16%。
ちなみに、私が取得した2007年(平成19年)は、1.56%(※厚生労働省の平成26年度「雇用均等基本調査」より)
約4.5%の上昇。
参考までに、男性育児休業取得率は、2020年までに13%という政府目標が設定されています(笑)
残り2年で目標達成率が50%以下。
どんな根拠でこんな目標数字にしたのでしょうか・・?
あきらかに、ただの数字目標というか願望ですね(会社じゃ、根拠がないものはコテンパンに叩かれる)
これからパパになるあなた
いろいろな環境があるかもしれませんが、育児休業を取得するなんて、人生に1度か2度位。
今後の自分の人生における優先順位を真剣に考えてください。
子供が産まれるのを良い機会として。
なかなか想像・イメージできないのが現実ですが、一考の価値はあると絶対に思います!
次回は、会社=上司との交渉編を書きます。お楽しみに!
男の育休取得を目指して上司と交渉!男性育児休業取得体験談-2