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イチローの3000本安打は真似できなくても考え方・思考は真似できるはず!

イチロー3000本安打モチベーション

イチロー選手がメジャー通算3000本安打達成!メジャー史上30人目の歴史的偉業です!

イチローは凄かった!プレーはもちろん、その後の会見の内容も素晴らしいの一言。同世代として見習う点が多すぎなのですが、少しでも学び取ろうとメモ的に記事にしちゃいます。

練習姿勢、試合までの準備などブレない軸がある一貫性。行動も考え方もやはり一流なのですね。元ニューヨークヤンキースのジーター氏も認める一貫性をもった行動。

これが本当のプロフェッショナルなのですね。

一歩ずつ積み上げていくことが偉大な結果につながる大切さをイチローより学ぶ

言葉にするといとも簡単のようなことですが、実際に行動するのは難しい。そして、すぐに忘れてしまいがちになるもの。

でも、イチローはこの大記録の会見でサラッと話せる。

――この次はどういったことをゴールに置いて進んでいくか?

「どうかなあ? 次こういう状況が生まれるとしたら、4000(安打)しかないですからね。そこまではなかなかですから。まあでも200本を5年やればね。なっちゃいますからね。
どうっすかねえ? 3000っていうとみんな、ホール・オブ・フェイム(野球殿堂)とつなげることが多いと思うんですけども、僕にとっては将来そんな、いつの日のことか分からないことよりも、まあ明日の試合に出たいっていうことが大事なことだということですね」

なにがあっても日常の大切さということでしょう。日々の積み重ねがいかに大事か。私もあらためて肝に命じたいと思いました。

大きな目標も大事ではあるが、目の前にある小さな目標をコツコツと乗り越える。結果的にいつか実を結ぶ。これは、いろいろな場面で言えることですよね。

会社員や主夫・主婦、学生、子どもでも。おそらく、皆自分に置き換えて想像できるはずです。

私なら今だと、ブログ運営。アクセスが欲しい!月間100万PVにもなるメディアを作りたい!ということを目標にしがちですが、毎日の1ページ1ページが大事で更新し続けることが大事ということ。

毎日の生活のためにさらには老後の生活のために必死に働く。もちろん大切ではあるのだけど、それよりも今を生きる。子どもの成長は待ってはくれません。8歳や5歳は、「今」しかない。これって見過ごしがちですが、私にとっては非常に大事なことです。

このイチローの考え方は見習って真似できますよね。

え、達成感って感じてしまうと前に進めないんですか?というイチローの疑問からモチベーションを学ぶ。

イチローさんのこの疑問に対する答えが素晴らしいです!私、この感覚にピンと来ないというか、真剣に考えたことがないというか・・・。

―― 一般の人間には達成感が今後の目標に向けての邪魔になる。3000本の達成感をどうやって消化して次の目標に進んでいくのか?

「え、達成感って感じてしまうと前に進めないんですか?そこが僕にはそもそも疑問ですけど、達成感とか満足感っていうのは僕は味わえば味わうほど前に進めると思っているので、小さなことでも満足感、満足することっていうのはすごく大事なことだと思うんですよね。

だから、僕は今日のこの瞬間とても満足ですし、それは味わうとまた次へのやる気、モチベーションが生まれてくると僕はこれまでの経験上信じているので、これからもそうでありたいと思っています」

こうやって聞くと、確かに!です。あらたな自分の中の引き出しが増えたように思えます。

これが出来たのだから、これも出来る!やってやろう!という感覚ですよね。子どもへのアプローチの方法としても有効だと思いました。

まずは、出来たことに対して、純粋に称える。そして、出来たからこそ聞く耳も持っている。ヤル気もモティベーションもあがっている時だからこそ、次のアドバイスや修正点も伝えてあげて、次の目標を一緒に考える。

イチローの今回の会見で、私が1番学んだことで、新たな発見だったような気がします。

デレク・ジーターが称賛するのはイチローの一貫性

メジャーリーガーのレジェンドことデレク・ジーターが、イチローが持つ特筆すべき資質として挙げていることを引用します。

「私が何よりもイチローについて称賛したいことは、一貫性ということに関するモデルであるということだ。自分の中では、一貫性とは世の中の人々にとって最も過小評価されている能力の一つだ。

それは(その人が)いなくなるまで、見過ごされてしまいがちだが、重要なものなんだ」

ジーターさんが言うイチローの一貫性というのは、徹底した自己管理や変わることのない日々のルーティン、究極の打撃技術を求めてやまない姿なのです。

これは、毎日試合に向けての準備を怠らないということですよね。

日本ハムファイターズの守備・走塁コーチ兼作戦コーチである白井一幸さんが常々言っていることだな~と思い出しました。

白井一幸さんの著書「メンタル・コーチング」の中にもでてきましたので引用します。

全力には、「準備の全力」「頭の全力」「心の全力」そして「体の全力」と、四つの全力があるのだ。すべての全力を出してはじめて「全力をだした」と言えるのである。
引用元:メンタル・コーチング 白井一幸著

準備の全力とは、当然試合に臨む状況を万全にすること。ウォーミングアップなどを完璧にしておくなどです。

頭の全力とは、状況判断力の全力です。これは日々の練習でつねに意識しながら練習して身につけること。

心の全力とは、試合前に結果もでていないのにマイナス思考でいると、全力はだせないということ。絶対に勝つ、打つという気持ちのこと。

体の全力は、全力プレーのこと。ヒットでも凡打でも一塁までの全力疾走を怠らないなどといったプレーです。

要するに、自分で意識をすればできることをきちんとやりなさい。という事なのです。

このあたりをきちんと理解して行動しているのがイチロー選手なのでしょう。

身体を動かすことに対しての全力だけをするのが普通。考え方や心の持ち方、そして行動をおこす前の準備に対しても全力で備える力を持っているのが一流ということなのでしょう。

一貫性の思考を持ち、ブレずに継続して行う大切さをイチロー選手から学びました。

ですから、このあたりを教える側はきちんと理解してコーチング指導を行うということも白井一幸さんの著書から学びました。

私は、絶対に指導者はコーチング技術が必要なのだと思っています。別にプロスポーツの世界だけではなく、サラリーマンの世界、子育ての世界でも同じだと!

だから、私に何ができるかと考えた時に、自分の子どもに対して、このコーチング技術を利用して接していきたいと思って実践中です。なかなか自分の子どもには難しいことばかりですが・・・。

参考⇒子育ても社員教育も「人を見る」は同じ。見ているつもりでは伝わらない!

イチロー選手から学んだことのまとめ

当たり前のことを当たり前にやる。

人間は、感情があるので気持ちが揺れやすいので本当に難しいことです。それを世界最高峰レベルの環境の中でいとも簡単に、スマートにサラリとやっているように見せるイチロー選手。

その裏には、ものすごい努力と精神力、己に勝つ力があるのです。しかし、そこ持っていく思考、すなわち頭の全力、準備の全力、心の全力は真似できるはずなのです。

やらない理由を考えてやらない。キツイからやらない。面倒だからやらない。全て感情に負けてしまっているだけなのでしょう。

イチロー選手のように野球でなくても、自分の日々の生活にあてはめて真似できることなのであらためて学びました。

またまた私と同世代の活躍。雲の上の存在ですが、思考だけでも真似しよう!

できるはずだ!忘れないぞ!