キュプラって家で洗えるの?
今回は、キュプラが裏地のジャケットを半信半疑でエマールを使って、洗濯機のドライコースで洗った失敗例と家で失敗せず洗うポイント・秘訣をご紹介します。
洗濯物のタグを見て、生地がキュプラやレーヨンだと水洗いNGのマークが必ずついてます。
でも、クリーニング代節約したい場合やすぐに着たい時など、家で洗おうかクリーニングに出そうか迷う時ってありませんか?
こんにちは、洗濯・オキシ漬け大好きな札幌在住・兼業主夫のケンさく(@kensaku358)です。
実は、キュプラやレーヨンは家でも正しい方法で洗えば洗えるのです。
スピード勝負なので手際よく洗わなければなりませんが、家で洗えるとわかっていると心強いですよ。
クリーニングのことを考えて買う時に躊躇しないですし、クリーニング代も節約になります。
だたし、若干技術がいりますし、失敗の可能性も・・。
全て自己責任でお願いします。
タップできる目次
【洗い方】キュプラを家で洗う正しい方法は超素早く手洗い!
キュプラを家で洗うポイントは、
- 手洗いする
- 1~2分で洗いとすすぎを終わらせる
- 脱水もできるだけ短くする
- 水へ漬け込み厳禁!
- 汗染みなど部分的な汚れは前処理しておく
という事に気を付けると洗えるのです。
ただ、「1~2分で洗いとすすぎを終わらせる」というのがちょっと難しい・・
エマールで洗うと、すすぎ時にどうしても泡切れが悪く、すすぎを何回もしてしまい時間がかかってしまいました。
私の場合・・
泡がなくなるまでやろうとするのが悪いのか?
しかし、良さげなキュプラもレーヨンも洗える洗濯洗剤を見つけたのです。
「プロ・ウォッシュ」という洗剤はキュプラだけじゃなくどんな生地でも洗える!
プロ・ウォッシュは、プロのクリーニング店がデリケートなオシャレ着を水洗いするために開発した特別な洗剤です!
普通のオシャレ着洗いとどこが違うの?
一般的なオシャレ着専用洗剤もコーティング剤は入っていますが、プロウォッシュはそれより約15倍のアミノシリコンを贅沢に配合!!大切な衣類を、アミノシリコンでコーティングして守るから、縮みを防いで、最高の風合いに!
「プロ・ウォッシュ」は、界面活性剤が9%で残りの91%は衣類の保護成分関連ということ。
なので、泡立ちもエマールよりは少ないのでしょう。
そして、ほとんどが保護成分なのですすぎも短くて良いということと解釈できます。
レーヨン・キュプラの洗い方は、【楽天市場】プロ・ウォッシュ|レーヨンの洗い方:アスパイラル セレクトショップにも書いてますので、参考にしましょう。
「プロ・ウォッシュ」があれば、縮みなどを気にしなくて良いので、家でのオシャレ着洗濯が苦にならないことに!
素晴らしい!クリーニング代をちょっとの手間で抑えられるのです。
ただ、価格はやや高めです。
1リットル2,700円(税込)
エマールが約1リットルで、約400円(税込)ですので、約7倍!!
このあたりは、価値観の違いでいろいろな意見があるでしょう。
私は、今の所子供の食べこぼしシミなどをキレイにする段階で満足していて、オシャレ着を大事に洗うというステップにまだたどり着いていない現状です。
これから、子供の汚れが落ち着いてきたら、次のステップとして、
「いかに服を傷めずに洗濯するか」
を極めていきたいと思っています。
だから、その時がきたら「プロ・ウォッシュ(おしゃれ着用洗剤1000ml)【楽天市場】」を買います!
プロ・ウォッシュ1000ml(家庭で使えるオシャレ着専用の洗濯洗剤・液体洗剤【楽天市場】 |
キュプラ・レーヨンはなぜ水洗い×マークがついているの?
裏地がキュプラ100%の生地を洗濯機で洗ってから、そもそもキュプラという生地は、どうして水洗い×マークがついているのだろう?
と疑問に思いました。
同時に、本当にダメなんだろうか?とも。
そこで、いつものようにクリーニング店の店長さんなどのブログ記事を中心にネット検索しました。
見事にヒットしたのが、プロ・ウォッシュ|アスパイラル セレクトショップの記事でした。
レーヨンも洗えますか?
洗えますが、注意点があります。ここを十分に注意をして洗う必要があります。
レーヨンは水につかると、縮んでしまう性質をもっています。ですから、一般的には、水洗い×となっています。これは、一般的には正しいのです。
では、私たち、クリーニングのプロはどうしているかというと・・・レーヨンを水洗いする時は、縮む前に洗い終えてしまうのです。要は短時間洗浄です。レーヨンを水洗いする時は、ジックリ、しっかりなんてダメです。必ず縮んでしまいます。
さて、どうするかというと・・・ 洗いって、濯ぐこれを、1分以内でするつもりでやるのです。たった1分の洗浄でも汗の汚れなどもチャン取れます。サッサッと洗って、濯いで、すぐ脱水。
レーヨンは柔らかい生地ですので、脱水も短く。できれば最小単位で・・・この短時間洗浄をマスターすれば、レーヨンもご家庭で洗えます。
レーヨン以外でも、デリケートな衣類は、この短時間洗浄です。
レーヨンじゃなくて、キュプラが洗えるかを知りたいのですがけど・・。
と思いますよね。
実は、キュプラもレーヨンと同じ洗い方で良いのです。
なぜなら、キュプラもレーヨンも同じ再生繊維で同じような性質を持っているからです。
当然、キュプラもレーヨンと同じく水に弱く縮みやすい繊維。
ただし、レーヨンまで繊細ではないのです。ですから、レーヨンよりも家で洗いやすと言えるのです。
縮む前に素早く洗ってしまうのがポイント!
その時には、保護成分をたっぷり含んだ「プロ・ウォッシュ」を使うというのが、失敗しないキュプラ・レーヨンの洗い方ということですね。
この方法を知らない私は、無謀にも洗濯機で洗ってしまいました・・
この後は、その時の洗濯方法や仕上がりについて書いていきます。
【失敗例】キュプラ100%の裏地のジャケットを洗濯機でエマールを使って洗ってみた。
実は、キュプラの正しい洗い方を知る前に私、洗濯機のドライコースでオシャレ着洗剤エマールを使って洗ってしまいました。
ジャケットの汗染み黄ばみをちゃちゃっと洗って欲しいというリクエストが入ったのです。
でも、ジャケットの生地表示を見ると、裏地がキュプラ100%ということで、水洗いNGのマークが。
ドライコースなら大丈夫だろう・・と勝手に判断し、仕上がりの保証はしないよ~ということで、水洗いを敢行したのでした。
リクエストしたのは妻です。
洗濯機で洗うとこうなりますよ~という事例で書いていきます。
【失敗例|仕上り】キュプラ100%の裏地のジャケットを洗濯機で洗った仕上がり
まあ、袖の裏地ですから見えないので良いということに。
若干、袖を通す時に違和感があるくらいでしょうか。
では、次にこの仕上がりになった洗い方を書いていきます。
【失敗例|洗濯方法①】キュプラ100%の裏地のジャケット汗染みの黄ばみを落とす。
汗染みの黄ばみは、まず液体洗剤アタックネオULTRAを直塗りして洗った後に「魔法水」で仕上げ洗い。
【失敗例|洗濯方法②】洗濯機のドライコースで洗う
【失敗例|原因】キュプラ生地がしわしわになった原因は水への漬け込み
汗染みの処理洗いは、仕方ないとしても、洗濯機のドライコースで洗ってしまうと、洗い時間約12分とすすぎ2回時にどうしても水に漬けこまれてしまいます。
これだと、キュプラ生地によくありません。
もし、レーヨンだったらもっとひどいことになっていたと予想できます。
ちなみに、首と脇の汗染みの黄ばみは、すっかりキレイになりましたよ。
【まとめ】キュプラ生地を家で洗う時のポイント
キュプラ生地を家で洗濯する時は、洗濯機のドライコースではなく「手洗い」で洗う事。
しかも、洗いとすすぎを約2分位で終わらせるのがポイント!
洗剤は、エマールでも良いが、良い仕上がりにするには「プロ・ウォッシュ」という洗剤を使えば失敗する可能性が低くなります。
ただ、手洗いで洗いとすすぎを2分で終わらせるというのは、なかなか難しいです。
エマールで洗うと、すすぎに手間取ります。
洗剤成分がなかなか落ちてくれないので、1分以上はかかります。
そういった意味でも洗剤は「プロ・ウォッシュ」が良いのでしょう。
衣類をしっかり守る成分が配合されているので、洗剤が残っていても大丈夫ということを予測できますよね。
いずれにしても、キュプラ生地を洗濯機のドライコースで洗ってしまうと、しわしわになり少し縮むということになるので気を付けてください。
結局、キュプラやレーヨン生地は、クリーニングに出すのが簡単なのかもしれません。
\【家から一歩も出ずに】クリーニングが出せる!/
でも、クリーニングは面倒だな~とか節約したいな~というあなたは、「プロ・ウォッシュ」というオシャレ着洗剤を購入するのも一つの手段。
しかも「プロ・ウォッシュ」は、キュプラやレーヨンだけじゃなく、ウール、シルク、麻、テンセルなどなど基本的にどんな素材でも洗えます。
ですから、大事な服が多いのであればお得!かもしれません。
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以上、キュプラを家で洗濯する正しい方法でした。
服を大事にする洗濯方法へのシフトも考えよう
子供が大きくなり服を汚す頻度が減ってきたら、洗剤も変えていくことも必要だと思う今日この頃です。
その時は、いかに服を傷めず大事にしながらの洗濯をしていくことが大事かな~と思っています。
今、弱アルカリ性の粉洗剤「善玉バイオ 浄」をメインに使っていますが、どうしても弱アルカリ性だと色物は、退色していきます。
そのような服は、液体の中性洗剤で分けて洗うのが正しいと知っているのですが、やはり「面倒」です。
だから、すべていっぺんに洗濯してしまっています。子供の服がメインですし。
でも、次のステップは、洗剤も服に合わせてきちんと使い分けることかな~と。
この洗剤の使い方については、ブログ記事にしていこう。
ちなみに、酸素系漂白剤オキシクリーンの「オキシ漬け」が大好きな私ですが、通常の洗濯にオキシクリーンは入れてませんよ。
オキシクリーンは、あくまでも漂白剤ですからね。
このあたりも含めて書きたいことが、たくさんある♪
お楽しみに!
何度も言いますが、自分で洗濯する時は自己責任でお願いします。