ちょっと、驚いたので記事にしときます。
というか、私が無知過ぎなの!?
2016年8月7日北海道新聞朝刊の11面に「寒風けいざい温風」というコラムを読みました。
詩人・社会学者の水無田気流さんが書かれていた記事です。
タイトルは、社会保障の充実。
水無田気流さんのコラムを読むと、
と書かれているではありませんか!!
あれ!?消費税増税分って全て社会保障の充実と安定化に使われているのではないの!?という私の疑問。
参考(政府資料)⇒ 消費税の使途|財務省
こういう記事を見ると、本当に日本の将来はどうなるの?こういう部分こそ、マスコミは取り上げて、国民に知らせる役割を担うのでは?と思ってしまいます。
2016年度予算消費税増収分8兆2000億円は何に使われている?
どうやら、2016年度予算消費税増収分8兆2000億円のうち、「社会保障の充実」に充てられているのは、1兆3500億円だそうです。
記事によると、増収分の大半は、実質的には法人税減税による減収の穴埋めなどに使われていると書かれてます!
ヒーーーーーーーーー!!
本当なの?
この情報元は、鹿児島大学法科大学院、伊藤周平教授なのです。
伊藤周平教授によると、社会保障費は、
- 国債依存が4割程度と推計。
- 所得税や法人税などの税収によっても賄われている。
しかし、法人実効税率は引き下げ方向。だから、法人税を引き下げて不足した分を消費税増税分で補っているということになるのです。
詳しくは、伊藤周平教授の著書、消費税が社会保障を破壊する (角川新書)を読んでみると良いです。私もまだ読んでないので、読んでみます。
そして、このことは2014年の消費税増税(5%→8%)時からいわれていたのですね。
参考⇒ 政策解説 消費税増税分〝すべて社会保障に〟のウソ 政策部|兵庫県保険医協会
結局、大企業を優遇して庶民から税金を巻き上げている!?特に若年世代から・・・
若年世代は、消費税を増税してもかまわない。ただし、しっかり介護や年金、子育てなどの社会保障に使ってくれるならば!ということで消費税10%への増税にも賛成している方が多いはず。
それなのに、実態はというと上記の通り。この事実を知ったならばどうでしょう・・・。
というか、私もそんなことになっているとは全く知らず・・・。
そして、安倍政権では、盛んに「一億総活躍社会」を猛アピール!
働いて働いて、自分たちで老後のお金をなんとかして下さい!
国の借金はものすごく膨らんでしまっているから、お金のかかる社会保障費を削減しなくちゃならないので。という風向き。
高齢者の方々は、なかなか消費をしません。逆に子育て世代は、家や学費、家族が多いと食費などの生活費もたくさんお金を使いますから、消費税をたくさん納税する世代。
それなのに、高齢層の方々と同じ金額を納めてきた年金ももらえるかどうなのか?そうなると、今の子供世代はいったいどうなるのか・・・(汗)
自分で工夫してなんとかするしかない!かも。
働けど働けど、生活は楽にはならないし、将来にも希望がな~んにも見えない。政府に頼っていてもなんの解決策にもならない。
ましてやアベノミクスを打ち負かす代案も用意できない野党のお偉いさん。やはり、自分の立場を守ることしか考えられないのだろうか・・?
重鎮として居座ることは、気分が良いのでしょうが、いっそ大幅な世代交代してみると良いのでは?と思ってしまいます。どうせ、変化を恐れている人たちだったら、失敗してもいいので若い政治家に舵をとらせても良いのは?(と、エラそうに言ってみた)
やはり、国民は自分で考えて工夫して生きていくしかないのですかね。そのためには、いろいろなことに興味・関心を持ち、正しい情報を選定していく。という事が重要になってくるのですね。おそらく・・・。
いったい、20年後にどの位の年金がもらえるのか?もしかしたら、70歳以降しか年金がもらえなくなるかもしれません。そうなると、いったい何歳まで働かなくてはならないのか?サラリーマンでいられるの?
どんどん不安が増長していくばかりに・・・。だから、消費に目が向かないですよね。たいていは・・・。
前回書いた「男性学」の記事のように、常識に捉われた考えではなく、その時々でベストな選択をしていくという考え方が良いかもしれません。稼げる人が稼ぐ。家事を出来る人が家事をする。男も女も関係なく。
長く働かなくてはいけないことがわかりつつあるので、人生も戦略を練って行動しないといけないかもしれません。やはり、どのように自分が生きていきたいか!という事を考える作業というのは、急務かもしれません。
参考⇒ 男性学とは?定年時では遅い!40代の今だからこそ学ぶ必要がある
我家族は、現時点ではダブルしゅふ生活で、メインの稼ぎを妻が担っています。しかし、どこかのタイミングで私がメインの稼ぎを担うということも、当然視野に入れています。
常識に捉われず柔軟に考え、少しでも生きやすく、かつ、働きやすい状況を自分たちでつくっていくことも大切なのではないでしょうか?
皆さんは、どう思いますか?