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男性学とは?定年時では遅い!40代の今だからこそ学ぶ必要がある

男性学不自由な男たち

男性学

私、只今「男性学」の思想にとても共感しています。

おそらく、今まで自分が悩んできたことに対する一つの答えみたいなものが書かれているからなのではないだろうか。そんな気がします。

オレが悩んで、考えてたことって他の男性は皆どう思っているのだろう?

こんな素朴な疑問の回答にもなっていたこともあるでしょう。

そもそも、私が主夫への道を歩んだのは、世間一般のイメージでは有り得ない?もの。自分でも主夫になるなど考えてもいなかった。

その時の環境で偶然にも男性学的な考えを妻と話し合い、自分で「選んだ」だけのこと。

「男性学」田中俊之教授の分析では男性は「選べない」「競争に負けられない」という思いで生きている。果たして、本当にそれだけで幸せなのだろうか?

男性が「どう生きていくのか」という広い部分を考えるきっかけを「男性学」田中俊之教授は、考えさせてくれます。

とても共感し、是非世の中の男性はもちろん、女性にも広めたい!という衝動にかられているので、ダブルしゅふブログというとても小さなメディアではありますが、自分の経験や考えを交えながら伝えていきたいと思います!

ところで男性学とは?

男性が男性であるからこそ抱えてしまう悩みや葛藤に着目する学問。

非常に短く書くとこうなるようです。

現在の日本では、「働きすぎ」「自殺」「結婚難」という典型的な課題があります。

この課題に対して性別に捉われない多用な生き方を認め合うということが解決策の一つであるといえるのではないでしょうか。

男性でも女性でも生き方、働き方は色々あるのです。

男性ならバリバリ働く企業戦士もいれば主夫もいます。女性もキャリア女性いれば、専業主婦もいる。これだけに限らず、色々あって当然なのです。

でも、今の社会では2つのカテゴリー「男と女」でしか考えられていないことが大いにあります。

男は、○○。女は、○○。という文化・考え方が根強く皆の意識の中で固定観念とあります。

男性は自分自身を直視しているの?

男性は、自分自身をきちんと見つめて自分の生き方をしっかり考える時間を持ったことはあるのでしょうか?

政治や経済というような世間が認める「大きな課題」に取り組むことが、世の中のステータスになっている。

要するに仕事をしているのが世の中のためになり、自分はエライ!という考え方が基本になっているように感じます。

そういうことをしている自分は、楽しいでしょうし、存在意義も感じられます。確かに、これが自分の生きがい!幸せと感じる男性もいらっしゃるでしょう。

いや、本当は違う!という男性もいるでしょう。仕事だけがオレの人生なのか?と疑問をもつ男性も多いのではないでしょうか?

もっと身の回りに関心を持つことができれば、世の中を違った形で見ることもできるかもしれません。家族、地域社会、マンション理事会、学校行事、保育園行事・・・。

男性も女性も自分がどのように生きたいかを考える作業が重要

自分の人生だから、自分のもの。自由に生きたいじゃないですか。

世間がこうだから、同じようにしなくてはならない。周りの人に心配されてしまう。思い切ったことをしたら、迷惑をかけてしまう。

こんな考えをしていると、本当に生きづらく小さな世界でしか生きていけないという人生になってしまうと思います。

自分で考えて自分の行動を決める。こういうことを考えられることが必要だと思います。

それが、自分のパートナーなのか友人なのか。苦しさや自分の生き方を語り合いましょう!というのが、田中俊之教授の主張。

私は、素直に自分のパートナー=妻に話してました。友人と話すということは、学生時代以降なくなったような気がします。

会社の同僚や先輩とは、やはり会社内での問題についてはよく話していましたが、自分たちの生き方など話す機会はなかったです。

だから、残すところ書籍となりました。主に自己啓発書を好んで読み、なにか自分の人生でヒントになることを探していたような気がします。

そこで得たヒントを妻に話し、客観的にどうなのか?と確かめて自分考え、生き方を探っていたと思います。

ちなみに、40代に突入し残りの人生をどう生きるのか?子育て優先する生き方、働き方や生き方を考えるのに、ヒントになったのは「ちきりんさん」でした。

「未来の働き方を考えよう」などを読むと、なにかこんな考え方があるんだ!と少し気持ちが楽になったことを覚えてます。

男性も女性も生きやすい社会になれば良いのですが・・・

なかなか世の中、すぐには変わりません。変えていくのは自分しかないのです。

今後の残された人生の時間。

どうやって使っていくのか?どうしたいのか? 

いきなりそんなことを奥様に話すのは照れくさい。「今さら何を言っているの!」と言われるかもしれません。

でも、それで終わらして良いのだろうか?

そんなことを考えるきっかけとなるのが、田中俊之教授「男性学」となると思うのです。

時代や価値観も変わりつつあるこれからの時代に、今まで見過ごされた学問。男性の生きづらさや不安に焦点をあてた学問が生きてくるのだと思います。

「不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか」

男性学不自由な男たち

不自由な男たち その生きづらさは、どこから来るのか(祥伝社新書)田中俊之×小島慶子著を読むと、本当に「男性学」が必要だと思いました。

また、小島慶子さんが仰ることが、実に軽快でなんというか、問題点のツボをついていますし、実際の経験から語られていることが、本当に説得力があって素晴らしいお話しとなっているな~と思いました。

ダブルしゅふな我家も、現時点では妻が大黒柱になったのです。収入の面では、私の稼ぎだけでは暮らしていけません。妻の収入がなければ、今の生活を維持していくことができません。

だから、小島さんのお話がとてもよく想像できて、共感ポイントがたくさん!

そして、私の妻も小島さんと同じような考え方で悩み、ストレスを抱えているのだろうとあらためて気付かされました。

自分のことばかり考えて、妻に対する気持ちが少し疎かになっていたという反省もしつつ、妻にも「不自由な男たち」を読んでもらい、どんな感想をもったか、妻の場合は大黒柱になりどうなのか?ということを取材して記事にしたいと思います。

また、第4章「育児をするということ」で書かれていた、

たとえば家の中も、「稼ぐ人が一番えらい」のではなく、お互いに協調して家の中が回ればいいじゃないですか。とりあえずいま稼げる状況にある人が稼げばいいし、いま家事をできる人がやればいい。

それは一日のうちでも変わるし、一生のうちでも変わるだろう。協調した結果家族がうまく食えていけるなら、それでいいじゃないかということですよね。

それは会社も同じだし、世の中も同じでしょう。

という部分が今の私には、響きました。まさに、私=ダブルしゅふブログが言いたいことなのです。こんな価値観を持つ世の中になることを切実に思うのです。

そんなことも含めて、「不自由な男たち」に書かれていたことを私の問いに置き換えて、私の場合はどうなのか?なども今後記事にしていきたいと思います。

最後に、私と同じ40代世代の方々に是非、田中俊之教授と小島慶子さんの対談形式の著書「不自由な男たち」を読んで頂きたいです!

そして、いろいろな意見を聞かせてもらいたいです!

そんなコミュニティ的な存在に当ダブルしゅふブログもなればいいな~とも思ったりしています。これからもよろしくお願いします。