お好み焼き粉を開封して残ったらどこに保存しています?
まさか、湿度の高いとされる食器棚やシンク下の棚などではないでしょうか?
昨日(1月7日)の北海道新聞夕刊に衝撃の事実が掲載されてましたよ!!
お好み焼き粉を開封した後、戸棚で保管して賞味期限が2年経過していたものから、なんと!コナヒョウダニが1gあたりに平均約10000匹確認されたのですって!!
鳥肌たちますね・・
こんにちは、札幌在住・兼業主夫のケンさく(@kensaku358)です。
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開封後のお好み焼き粉を保存する場合の注意ポイント3つ!
わかりやすいように注意ポイントを3つあげます。
1.開封後は早めに消費する!
お好み焼き粉やホットケーキミックスなどの粉物は、開封後は早めに使いきりましょう!
2.保存する場合は低温で湿度の低い冷蔵庫で!
低温ではダニは繁殖できないのです。保存する場合は、ジップロックケースなど密閉容器に入れるのがポイントですね。臭いや湿度対策になりますからね。
冷蔵庫にいれているから安心!と言って、長期保管はよくありません。早めに使い切ることを考えてください。
長期保管だな~と思ったら捨てることも考えてくださいね。
3.ダニアレルゲンは熱に強い!
加熱調理をすればいいのでは?と考えているなら効果がありませんので止めましょう!
死骸やふんなどからアレルギー症状を引き起こします。
ダニが原因で起こるアナフィラキシーとはどんなアレルギー症状なの?
アナフィラキシーとは、全身性の急性アレルギー反応です。
主な症状的には、
- 皮膚症状(全身の紅斑、じんましん、かゆみ)
- 呼吸困難(ぜんそくに似た息づかい)
- 顔のむくみ
などがあります。
まれに、意識の低下、ショックなどの全身的なアナフィラキシーが生じる場合もあるそうです。
海外では、死に至ったケースも報告されているそうです。
また、他の食物アレルギーと症状が似ているので、なかなか粉製品が原因とわからない場合も多いのです。
このあたりは、医師の経験がモノを言うところなので期待するしかないです・・
新聞記事では、小児科医の経験が早期発見・診断に繋がったように書かれていましたね。
7歳男の子の患者さんは、入院して4日後には退院できたそうです。
多くの症例では、開封後のお好み焼き粉などが、数ヶ月間から数年にわたって室温保存していたものだったそうです。
さらに、アナフィラキシーを発症した患者はダニアレルギーと診断されましたが、食物アレルギーやダニアレルギーなどの症状が出たことがない人が多かったそうなのです。
ですから、アレルギーの有無に関わらず、注意しなくてはなりませんね。
開封後の粉もので増殖するダニの名前はコナヒョウダニ
お好み焼きなど粉ものの開封後に増殖するコナヒョウダニの特長をまとめます。
コナヒョウダニの餌は?何を好む?
カビ、人の垢、食べ物などを餌としていて、でんぷんやタンパク質、旨み成分等を含むお好み焼き粉やホットケーキミックスなどの粉物はダニの大好物となるわけです。
コナヒョウダニはどんな場所を好むの?
家の中では畳やじゅうたんなどに多く生息。狭くて潜ることができる場所が居心地良いのです。そこは卵を産むのに適しているので繁殖に最高です。
コナヒョウダニの好む温度や湿度は?
温度は25~30℃、湿度は60~80%。だから台所のシンク下などは、ダニが発生しやすい環境なのです。
コナヒョウダニは、袋の中にも入っちゃうの?
ダニは体長は0.3~0.5ミリメートル。だから、わずかな隙間さえあれば入れちゃうのです。
よくやると思いますが、開封部分を折り曲げて、輪ゴム、クリップなどで閉じていてもダニは入れちゃうのです。
やっかいですね~。
【最後に】コナヒョウダニは一人暮らしのおじいちゃん、おばあちゃんの家は特に注意!?
一人暮らしのおじいちゃんの家などは注意が必要ですね。
帰省した時などに、みんなでお好み焼きパーティーを開いて、余ったお好み焼きを戸棚で保存。
しばらくたって、何かの料理に使う。
たとえば、新聞記事に出ていたカレーライスの隠し味に!など・・
または、もう1度余ったお好み焼き粉でお好み焼きパーティーを開いて、皆で食べてしまう・・
恐いですね~。
そういえば、お正月におじいちゃんの家に行った時に、おじいちゃんが、お好み焼き粉ではありませんが、色々コレ捨てたほうがいい?なんて聞いてましたっけ。
知識がないと、捨てなさい!とも言えませんからね。
覚えときましょう!!