節電より先に見直す事とは

北海道の電気代を下げたい人が、節電より先に見直すべきこと

北海道の電気代を、実体験とデータで考える

北海道で電気代が高いと感じている方へ。

暖房をこまめに止める。照明を消す。省エネ家電に買い替える。エアコンを使う時間も短くする。

私も長い間、家庭でできる節電を続けてきました。

それでも、子どもが成長して家族それぞれが別の部屋で過ごすようになると、節電だけで電気代を管理することに限界を感じるようになりました。

北海道で電気代を下げたいなら、家族に我慢を求める前に、今の電力会社や料金プランが自分の家庭に合っているかを確認する。

この記事では、私が続けてきた節電、うまくいかなかったこと、電力会社を見直すようになったきっかけを紹介します。

この記事で伝えたいこと

  • 家庭でできる節電には限界がある
  • 子どもの成長によって電気の使い方は変わる
  • 電力会社によって同じ使用量でも料金差が出る
  • 新電力なら必ず安いわけではない
  • 我慢の前に、契約条件を確認することが大切

私は家庭でできる節電を続けてきた

私は、電気を何も考えずに使っていたわけではありません。

冬は、給湯や暖房に使用している灯油ボイラーを4時間以上使わないとき、意識して電源を切っていました。

照明器具メーカーに勤務していたこともあり、LEDが普及し始めた2008年頃から、自宅のダウンライトをLED器具へ交換しました。

白熱灯は、使わないときにこまめに消灯。

蛍光灯を使用していた頃は、点灯と消灯を頻繁に繰り返すことによるランプへの影響も考え、必要以上にこまめな消灯はしていませんでした。

長時間使う家電については、省エネ性能を重視して買い替えました。

特に冷蔵庫は、1日中使い続ける家電なので、省エネ性能の違いを意識して選んできました。

エアコンを設置してからも、できるだけ使用時間を短くするようにしていました。

ただし、家族からは「暑い」と不満を言われることも少なくありませんでした。

子どもが成長すると、節電を管理できなくなった

子どもが小さいうちは、家族が同じ部屋で過ごす時間が長く、電気の使い方もある程度把握できます。

しかし、中学生になり、自分の部屋で勉強するようになると状況が変わりました。

  • 自室の照明
  • 暖房
  • パソコンやスマートフォン
  • 夜遅くまでの勉強
  • 受験シーズンの夜更かし

子どもがそれぞれの部屋で過ごすようになると、私一人では電気の使い方を管理できません。

節電してほしいと伝えても、私の思うようにはいきませんでした。

特に受験シーズンは、電気代よりも、落ち着いて勉強できる環境を優先するしかありません。

冬は「寒い」。夏は「暑い」。

節電を意識しすぎると、家族からの不満も増えました。

そこで私は、家族の快適さを削り続ける節電には限界があると考えるようになりました。

節電だけを続ける難しさ

家族が成長すれば、生活時間も過ごす部屋も変わります。家庭の電気代は、一人がすべて管理できるものではありません。

電力会社を変えても、月500円程度だと思っていた

電力自由化については以前から知っていました。

北海道電力から、新しい料金プランを勧められたこともあります。

それでも当時の私は、電力会社を変更しても、安くなるのは月500円程度だと思い込んでいました。

年間にして6,000円程度なら、わざわざ手続きをするほどでもない。

そう考え、詳しく比較しないまま過ごしていました。

2017年、年間約17,000円安くなる結果に驚いた

考え方が変わったのは2017年です。

Looopでんきのウェブサイトで、自宅の条件を使って電気料金をシミュレーションしました。

そこで表示されたのは、1年間で約17,000円安くなるという結果でした。

月500円程度しか変わらないと思っていた私には、予想よりかなり大きな差でした。

さらに、申し込み手続きが想像していたよりも簡単だったことにも驚きました。

私には、スマートフォンの契約変更よりも簡単に感じられました。

当時はキャンペーンやキャッシュバックもあり、それが初めて電力会社を乗り換えるきっかけになりました。

2026年7月は、同じ使用量でも最大3,631円の差

2026年7月検針分について、次の条件で電気料金を比較しました。

  • 契約容量:50A
  • 使用電力量:353kWh
電力会社・料金プラン 2026年7月の試算額 北海道電力との差
北海道電力
従量電灯B
15,064円 基準
東京電力
スタンダードプランS
13,559円 1,505円安い
サニックス
でんき
12,948円 2,116円安い
オクトパスエナジー
グリーンオクトパス
202604
14,862円 202円安い
楽天でんき 16,579円 1,515円高い

最も安かったサニックスでんきと、最も高かった楽天でんきでは、同じ50A・353kWhでも3,631円の差がありました。

北海道電力従量電灯Bとサニックスでんきを比べても、1か月で2,116円の差です。

ただし、ここで注意したいことがあります。

この比較について

これは2026年7月検針分の条件による比較です。
料金改定、燃料費調整額、市場価格、使用量、季節によって結果は変わります。

この結果だけを見て、サニックスでんきがすべての家庭で年間を通して最安になるとは言えません。

また、新電力へ変更すれば必ず安くなるわけでもありません。

今回の条件では、楽天でんきは北海道電力より1,515円高い結果でした。

重要なのは会社名やおすすめ順位ではなく、自分の家庭の使用量と契約条件で比較することです。

電力会社を比較する前に確認したい3項目

電力会社を見直す前に、まず次の3項目を確認してください。

1.契約アンペア

30A、40A、50Aなど、現在の契約容量を確認します。

基本料金がある料金プランでは、契約アンペアによって毎月の料金が変わります。

2.直近12か月の使用電力量

1か月分だけではなく、できれば直近12か月の使用量を確認します。

北海道では、夏と冬で使用量が大きく変わる家庭もあります。

夏だけ安い会社でも、冬の使用量では結果が変わる可能性があります。

3.現在の電力会社と料金プラン

同じ電力会社でも、複数の料金プランがあります。

会社名だけでなく、現在契約しているプラン名まで確認してください。

最初に確認すること
  1. 契約アンペア
  2. 直近12か月の使用電力量
  3. 現在の電力会社と料金プラン

節電を否定するのではなく、順番を変える

私は、節電には意味がないと考えているわけではありません。

使っていない照明を消すことも、省エネ性能の高い家電を選ぶことも大切です。

ただ、子どもが成長し、家族それぞれの生活時間が広がると、使い方だけで電気代を管理するのは難しくなります。

暖房を消してと言う前に。

エアコンを我慢する前に。

子どもの部屋の照明を気にする前に。

今の電力会社や料金プランが、自分の家庭に合っているかを確認する。

無理な節約ではなく、知識と選択で暮らしを少しラクにする。

それが、私が電力会社を8回乗り換え、8年間で25.5万円を節約する中でたどり着いた考え方です。

この記事を読んだあとにやること

まず、直近の電気料金明細を1枚用意してください。

次の3つを確認するだけで構いません。

  1. 契約アンペア
  2. 使用電力量
  3. 料金プラン名

すぐに電力会社を変える必要はありません。

まずは、現在の契約内容を知るところから始めましょう。

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