【電力会社22社】燃料費調整単価一覧表

北海道電力エネとくMプランはLooopでんきより年間1万も高かかった!

ほくでんの新しい電気料金割引プラン 電気代節約

新料金プラン「スマートタイムONE」へ移行(2022年9月28日発表)
Looopでんきおうちプラン・再エネどんどん割プランは2022年12月1日以降の検針日より新料金プランに移行されます。
【重要】Looopでんき 新料金プランへの移行に関するお知らせ|Looopでんき公式サイト

新料金プランは市場連動型約1万円~2万円高くなることが確実に!さらに冬の電気料金が高騰する恐れも・・
スマートタイムONE | Looopでんきの市場連動型プラン

北海道電力(ほくでん)が我が家のように、マンションや戸建住宅に住んでいるファミリー層をターゲットにした新しい電気料金割引メニュー2つを発表し、2018年2月1日から受け付けを開始しました。

ほくでん新料金メニュー

ほくでんのシミュレーションによると「エネとくMプラン」は、

  • 従量電灯B
  • アンペア契約30A
  • 月間電力使用量350kWh

の場合、年間6,400円(4.4%)お得になる試算です。
参考 おトクな電気料金プランのご紹介北海道電力

こんにちは、2017年9月14日から新電力会社Looop(ループ)でんきと契約して1年間約18,000円も節約になった北海道札幌市在住のしゅふでん主夫(@syufuden)です。

我が家の電気使用量をもとに、北海道電力(ほくでん)が発表した「エネとくMプラン」という新しい電気料金割引メニューは、電気代がどの位安くなるのか?

  1. 北海道電力従量電灯Bの契約との比較
  2. 新電力会社「Looop(ループ)でんき 」との比較
  3. 新電力会社「北ガスの電気」との比較

上記3つの比較をしました。

結果まとめ
ほくでん「エネとくMプラン」は1年間で

  • Looopでんきよりも約10,000円高い!
  • 北ガスの電気よりも361円だけ安い!

という結果になりました。

結局、ほくでんの最大のライバル北ガスに流れていく顧客を少しでも引き留める作戦!?

そして、

「Looopでんきなどの新電力会社なんて信用ならない!電気は北海道電力で良い!」

と言って電力自由化など関係なし!という方におすすめできるプランとも思いました。

この先は、どういう計算でこの結論に至ったのか詳細を書いてます。

他に3つあるほくでんの新料金プランについては、まとめ記事にして基本料金無料の新電力会社と比較してます。
ほくでんエネとく新料金プラン4つより基本料金0円Looopでんきへ切り替えがお得! ほくでんエネとく新料金プラン4つより基本料金0円Looopでんきへ切り替えがお得!

ほくでん新料金メニュー「エネとくMプラン」とは?

ほくでん「エネとくMプラン」の電気料金の仕組みを簡単に説明していきますよ。

1ヵ月の電気使用量が250kWh~400kWh位だと節約になるのが「エネとくMプラン」

1ヵ月250kWhまでの電気代が定額。

250kWhを超えた分は、超過した電気使用量に応じた料金が発生するプランです。

種別・区分 基本・電力量料金

単位 料金単価(税込)
B 10A 1契約 341円00銭
15A 1契約 511円50銭
20A 1契約 682円00銭
30A 1契約 1,023円00銭
40A 1契約 1,364円00銭
50A 1契約 1,705円00銭
60A 1契約 2,046円00銭
250kWhまで(定額) 1契約 6,332円69銭
250kWhをこえる分 1kWh 32円32銭

【参考】需給契約要綱エネとくMプラン【PDF】
ということは、250kWhの電気使用量だと6,332円69銭+基本料金で良いということ。

もしかして、かなり安いのか!?

早速、北海道電力従量電灯Bと比較していきます。

【比較1】ほくでん従量電灯B vsほくでん新料金「エネとくMプラン」

早速、我が家の2017年電気代使用量でシミュレーションしてみます。

しゅふでん家の条件
  • 北海道札幌市で約85㎡の3LDKマンション住まい
  • 4人家族でIHクッキングヒーター使用
  • 暖房・給湯は灯油式ボイラー
  • リビングがパネルヒーターで個室がファンヒーター
  • アンペア契約:50A
  • 平日昼間は在宅ワークと小学生帰宅後はゲーム・TV視聴あり
2017年 従量電灯B 使用量kwh エネとくMプラン
1月 ¥14,860 464 ¥14,152
2月 ¥12,254 381 ¥11,682
3月 ¥11,383 351 ¥10,860
4月 ¥11,870 361 ¥11,330
5月 ¥12,197 363 ¥11,654
6月 ¥10,583 313 ¥10,121
7月 ¥10,830 321 ¥10,355
8月 ¥12,013 356 ¥11,481
9月 ¥10,591 315 ¥10,126
10月 ¥11,527 344 ¥11,015
11月 ¥11,818 354 ¥11,289
12月 ¥12,610 378 ¥12,042
TOTAL ¥142,536 4301 ¥136,107

1年間で6,429円安くなることになりました。

この電気代は、実際に請求された金額です。

MEMO
  • 消費税等相当額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金2.64円/kWh
  • 燃料費調整額

も含んだ計算です。

従量電灯Bアンペア数50Aの場合は、ほくでんサイトの「電気料金計算シミュレーション」を参考にしています。

MEMO
「従量電灯B」50A(税込)

電力量料金(1段+2段+3段)-燃料調整額+基本料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金

「エネとくMプラン」アンペア数50Aの場合は、

MEMO
「エネとくMプラン」50A(消費税込)

電力量料金(定額+超過分)-燃料調整額+基本料金+再生可能エネルギー発電促進賦課金

という計算式で計算しました。

たとえば、2017年12月分だと、

MEMO
6,220円+((378kWhー250kWh)✕31.74円))ー910.98円+1,674円+997円=12,042円

この計算結果からわかる通りに、我が家と同じような条件ですと新しいプランに変更した方がお得なことがわかります。

では、「エネとくMプラン」の電気代は、新電力会社と比べてどうなの?

Looop(ループ)でんきへの切替えを早まった!?(わざとらしい)

次に、私が契約した新電力会社「Looop(ループ)でんき」と比較してみます。

【比較2】Looop(ループ)でんき vs ほくでん新料金「エネとくMプラン」

北海道ではダントツな安さの「Looop(ループ)でんき」と比較するとどうなのでしょうか?

2017年 エネとくMプラン 使用量kwh Looopでんき
1月 ¥14,152 464 ¥12,922
2月 ¥11,682 381 ¥10,679
3月 ¥10,860 351 ¥9,939
4月 ¥11,330 361 ¥10,382
5月 ¥11,654 363 ¥10,700
6月 ¥10,121 313 ¥9,305
7月 ¥10,355 321 ¥9,517
8月 ¥11,481 356 ¥10,547
9月 ¥10,126 315 ¥9,304
10月 ¥11,015 344 ¥10,113
11月 ¥11,289 354 ¥10,361
12月 ¥12,042 378 ¥11,048
TOTAL ¥136,107 4301 ¥124,817

1年間でLooop(ループ)でんきだと、ほくでん「エネとくMプラン」より11,290円も安くなることに!!
シュフデン 北海道 札幌 電力会社の案内 ブログ体験談 【体験談】電力会社乗り換え何回もできる!6年半で6回乗り換え約18万円分節約成功♪

北海道で安い電力会社の評判どおりですね。

この電気代も、実際に請求される金額を想定しています。

なので、

MEMO
  • 消費税等相当額
  • 再生可能エネルギー発電促進賦課金2.64円/kWh
  • 燃料費調整額
も含んだ計算としています。

やはり、Looopでんきへの切替えを早まったわけではなかったですね。

ほくでんの新割引電気料金プランと比較しても、1年間で1万円の差。

5年間だと5万円も差がつきます。

さらに、新割引電気料金プランにもせず今まで通り支払い続けると、1年間で約18,000円の差。

5年間だと9万円も差がつくのです。

ということは、9万円損していることと同じですよね。

5年後、9万円あればパソコン1台買えますし、家族でスキー旅行や温泉旅行にも行けます。

まあ、今後Looopでんきも値上がりする可能性がないわけではないので絶対とは言えませんが、行動しなければ得することもできません。

まだ、電力会社は、ほくでんのままで良いですか?

シミュレーションできます!

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我が家はLooopでんきで3年間約50,000円節約に!

参考までに、ほくでんが北ガスでんきよりも安くなります!とアピールしていたので、北ガスでんきとの比較もしてみました。

【比較3】北ガスでんき vs ほくでん新料金「エネとくMプラン」

北電の試算によると、北ガスよりも安くなることをアピールしてましたので、私もシミュレーションしてみます。

北ガス電気 シミュレーション

北ガスの電気は、北ガスグループの利用がなくても電気料金が3%割引になります。

北ガスグループを利用している場合、利用している機器によってさらに1~3%割引されます。

我が家は、北ガスを使用していないのですが、セントラルヒーティングを利用していると仮定しました。

この場合は、3%+2%=約5%の割引となります。

北ガスのサイトでシミュレーションした結果は、ほくでんの従量電灯B50Aと比較して1年間で6,068円の節約になるという結果です。

ほくでん「エネとくMプラン」に変更した場合が6,429円。

ということで、確かに北ガスの電気プランよりほくでん「エネとくMプラン」にした方が361円安くなりました。

1年間で361円ですから、ほぼ同じということですね。

ほくでん 北ガスの電気 電気代比較 2024年1月検針分 北ガスの電気デメリットほくでん比較で電気代の安さに魅力ないこと

新電力会社の特長は、北海道新電力会社カタログとして私なりにまとめています。

【北海道】新電力会社カタログ

クリックすると、各新電力会社料金体系、北海道電力・Looopでんきとの電気代比較、メリット、デメリットなどが見れます。

参考にしてください。

2024年おすすめ電力会社 北海道 Looopでんき オクトパスエナジー 北ガスの電気 エバーグリーン 電気代安い 北海道エリア電力会社おすすめ2024年上半期⇒オクトパスエナジー・Looopでんき!

ほくでん新料金「エネとくシーズンプラス」もLooopでんきより電気料金高いです

「エネとくMプラン」の他に、もう一つ北海道電力から新しい電気料金メニューが発表されました。

エアコン所有者にお得なほくでん新電気料金メニュー「エネとくシーズンプラス」

ラジオCMで頻繁に流れている北海道電力のエアコン専用プラン:エネとくシーズンプラスも Looop(ループ)でんきと比較すると、電気代が高かったです。

北海道電力ホームページにあるモデルケースの条件でシミュレーションしました。

詳しくは、こちらの記事を参考にしてくださいね。
ほくでん 新しい電気料金メニュー エアコンプラン looopでんき ほくでん新しい電気料金メニューエアコンプランより安いのがLooopでんき!

【まとめ】ほくでん2018年4月からの新しい電気料金メニューはインパクトなし!

ほくでんの「エネとくMプラン」「エネとくシーズンプラス」2つのメニューは、北海道の約95万世帯が対象になる見込み。

報道などを見ると、さかんに北ガスより安くなります!とアピールしてました。

ほくでんは、北ガスへの顧客流出対策として電気料金割引メニューを発表したと言っても良いでしょう。

しかし、北ガスは2017年4~12月期の売上高が過去最高だった余裕か、コメントにも余裕が感じられます。

省エネの観点から使用量にかかわらず、一律の割引メニューにしている。

今後も省エネサービスを充実させ、顧客の快適な生活を提案していく。

北電の2017年4~12月期の純利益は前年同期比21%減の35億円と低迷。

新電力への顧客流出が業績悪化の主要因で、販売電力量は9%減少。

北電は泊原発が再稼働しなければ値下げしないという強硬姿勢を変えていませんが、大丈夫でしょうか・・ね。

消費者は、様々なことで評価します。

電話の対応一つもできない社員さんもいるようで・・

ichibanさんが運営しているブログ:新千歳発、苦渋のマイル修行日記の記事を読んで、ほくでんの対応にガッカリな気分になりました。

参考 ほくでん新料金プラン。申し込んだけど、音沙汰なし新千歳発、苦渋のマイル修行日記

たまたまかもしれませんが、こういう対応を聞いちゃうと引いちゃいますよね・・

北海道でおすすめの電力会社は安さ・信頼・再エネ取り組みとバランスが取れたLooopでんき!(我が家と同じような条件時)

Looopでんきの対抗策となると、電気代を大幅に値下げするしかありません。

電気代の安さより信頼優先、ほくでんにしとけば安心というなら、ほくでんで契約しときましょう。

その時は、2018年4月からの新電気料金プランにするのが得策ですよ。

その他、北ガスの電気はガスとのセット割、auでんきソフトバンクでんきもスマホとのセット割などもあるので、自分に用途にあった電力会社を選ぶのが良いですね。

と言っても、私が調べる限りセット割は電気代が高いです。
電気セット割 UQモバイル自宅セット割 auでんき 非公開: 北海道電力+auスマホならauでんき+UQモバイル自宅セット割で1年13,000円節約に!

むしろ、セット割もないLooopでんきがダントツに安いという結果に・・

いずれにしても私は、ガス使用なし、スマホも格安SIM使用ですので、電気代の安さを最優先してLooop(ループ)でんきに決めました。

あなたはどうします?

私の体験談レポート「Looopでんきは北海道で安さのメリット大!料金・評判・体験談・申し込み方法まとめ」記事を是非、一度お読みになって、判断してみてはいかがでしょうか。
Looopでんき 値上げ 高い 市場連動型プラン スマートタイムONE ループ電気北海道は値上げではなく高い安い時がある市場連動型プランに

【追記】ようやく!?ほくでんもエネとくMプランなどの新料金プランの宣伝が積極的になった

ようやく?ほくでんも新しい電気料金メニューの宣伝を積極的に仕掛けてきました。

我が家にダイレクトメールでエネとくMプランの提案書類と申込用紙が届きました。

その2~3日後、フォロー電話もしてきました。

北ガスに負けてはいられない!ということでしょう。

もっとも、我が家はLooopでんきと契約して、安い電気代で賢く節約していますが。

ほくでん エネとくMプラン Looopでんき ほくでんから電気料金のおトクなお知らせが届き申し込む前にLooopでんきと比較して!