しゅふでん|北海道札幌電気代比較ラボ へご相談をいただきました!
シュフデン
ただし、節約好きの「ただのしゅふ」の意見ですので参考程度に・・
ちなみに、2022年10月時点の場合です。
2024年6月では、参考になりません。
共有すれば相談者さんと同じ環境の方にも参考になるかな~?と思い記事にさせていただきます。
目次(クリックで記事へ)
【相談内容⇒Looopでんき乗り換え先】3人家族20アンペア契約&毎月200KW前後の家庭におすすめは?
- 3人暮らしの割には電気使用量が少ない
- 各電気会社のシュミレーションをしてもあまり変化を感じなく、結局どこの電力会社にしたらよいのか悩む・・
- 今検討している電力会社 ⇒ エネワンでんき、グリーンオクトパス
コレカラパパ
【現状環境】Looopでんきと契約
- 北海道 3人暮らし
- 20A契約で毎月200KW前後をいったりきたりくらいの電力使用量
- 現状Looopでんきと契約 ⇒ 200kwhを超えると毎月8,900円くらい
【契約アンペア数について】
現状、20アンペア契約で一回もブレーカーが落ちたことはない。
3人家族ですとアンペア数を上げたほうが得とかありますか?
【結論】しゅふでん⇒Looopでんきからの乗り換え先は北海道電力従量電灯Bをおすすめ!
ココがポイント!
- 2023年6月頃までの見通し⇒燃料費調整額に上限がある「北海道電力従量電灯B」が無難
- 「北海道電力従量電灯B」電気代安さランキング2位
- エネワンでんき⇒燃料費調整額に上限なし!北海道電力従量電灯Bよりも約6,000円高くなる予想
- グリーンオクトパス⇒燃料費調整額に上限なし!北海道電力従量電灯Bよりも約7,000円高くなる予想
- アンペア契約数は20アンペア契約のままがお得!
アンペア契約数は、現状、20アンペアで支障ないなら、30アンペアに変える必要はありません。
基本料金が高くなるだけです。
【おすすめ理由①】北海道電力従量電灯Bは規制料金プランで燃料費調整額の上限がある!
2022年10月16日時点、北海道エリアで今後も燃料費調整額上限の撤廃を発表していない電力会社は、
- 【規制料金プラン】北海道電力従量電灯B
- 【自由料金プラン】北ガスの電気
- 【自由料金プラン】コスモでんき スタンダード (20A契約対象外)
正確には、LPガス契約者のみ契約できるアストモスでんき 、札幌アポロのでんき も燃料費調整額上限の撤廃を発表していません。
北ガスの電気とコスモでんきは、自由料金プランなので、国の許可を得なくても自由に料金プランを変更できます。
なので、今後、燃料費調整額上限の撤廃を発表する可能性はかなり高い・・かも。
それに対し、規制料金プランの北海道電力従量電灯Bは、電気料金プランを変更するには、国に申請して許可を得る必要があります。
燃料費調整額上限の撤廃を決断してから、採用されるまで時間がかかります。
今後のエネルギー情勢と、現時点でのエネルギー情勢を考慮すると、
2022年10月時点では、規制料金プランの北海道電力従量電灯Bを選択しとくのが、無難な選択と私は思います。
シュフデン
北海道電力自由料金プランは、2022年12月から燃料費調整単価の上限が撤廃されます のでご注意を。
【電気料金の仕組み】基本料金 ⁺ 燃料費調整額 ⁺ 再生可能エネルギー発電促進賦課金
電気料金には、使った電気使用料だけでなく、
- 基本料金
- 燃料費調整額
- 再生可能エネルギー発電促進賦課金
2022年は、この中の燃料費調整額が、世界的なエネルギーの高騰によりどんどん上昇中。
上昇しているので、電気料金が値上がりとなっています。
燃料費調整額とは?
毎月の使用電力量 x 燃料費等調整単価 という計算式。
燃料費等調整単価は、一定の金額までしか上がらない仕組み ⇒ 上限が設けられていました。
しかし、自由料金プランでは、その上限を電力会社の判断で自由に変更可能。
上限を撤廃しないと、電力会社の負担が大幅に増えてしまい、経営を悪化させることに・・
それで、多くの電力会社は、燃料費等調整単価の上限を撤廃へ
【電気代の燃料費調整額一覧】2024年6月7月北海道エリア電力会社によって違う!エネワンでんきもグリーンオクトパスも撤廃されています。
【比較】燃料費調整単価
- 【1月】0.06円/kwh
- 【2月】0.63円/kwh
- 【3月】1.16円/kwh
- 【4月】1.40円/kwh
- 【5月】1.56円/kwh
- 【6月】1.93円/kwh
- 【7月】3.23円/kwh
- 【8月】3.66円/kwh
- 【9月】3.66円/kwh
- 【10月】3.66円/kwh
- 【11月】3.66円/kwh
- 【12月】3.66円/kwh
- 【1月】0.06円/kwh
- 【2月】0.63円/kwh
- 【3月】1.16円/kwh
- 【4月】1.40円/kwh
- 【5月】1.56円/kwh
- 【6月】1.93円/kwh
- 【7月】3.23円/kwh
- 【8月】4.75円/kwh
- 【9月】6.82円/kwh
- 【10月】8.39円/kwh
- 【11月】9.32円/kwh
- 【12月】9.75円/kwh
2022年11月分だと、200kwhの電力使用量で、電気代1,132円の差がでます。
1年分にすると、約12,000円の差に・・
【おすすめ理由②】北海道電力従量電灯Bは電気代安さランキング2位!
2023年1月以降 北海道エリア 20アンペア契約 1ヶ月平均205kwh使用時
順位 | 電力会社 プラン名 | 1年間 想定節約額 | 燃料費調整単価 上限設定 | 新規受付 |
---|---|---|---|---|
1位 | 北ガスの電気 従量電灯Bプラス ※基本料金最大3ヶ月分無料! 2023年4月30日迄 | 2,622円 | あり ※2022年8月より 高くならない | 受付中 |
2位 | 【規制料金プラン】 北海道電力 従量電灯B | 0円 | あり ※2022年8月より 高くならない | 受付中 |
3位 | 丸紅新電力 プランS ※【新規申し込み停止中】 2022年4月~ | -1,245円 | あり ※2022年8月より 高くならない | 停止中 |
※2023年2月以降の燃料調整額単価は、2022年12月分と同等と想定。
※2023年ランキング上位会社に燃料調整額単価上限撤廃があると変わりますのでご了承ください。
北海道電力従量電灯Bプランは、電気代安いランキング1位の北ガスの電気と比較すると、1年間で約2,622円高い想定です。
北ガスの電気で基本料金3ヶ月無料キャンペーンを適用すると、1年間で約4,600円高い想定。
この金額の差をどう捉えるか・・
もし、燃料費調整額単価の上限撤廃が発表された場合、北ガスの電気が値上がり開始する時期は早いです。
北海道電力従量電灯Bプランは、国の認可を受ける必要があるので、発表後約半年の猶予期間があります。
なので、ストレスが少ないのは、北海道電力従量電灯Bプランかな~と。
【2022年12月8日追記】北ガスの電気新規申込キャンペーン実施!少しでも安さを狙う場合⇒要検討
北ガスの電気 新規申し込み
最大3ヶ月基本料金無料キャンペーンスタートです!
2022年12月1日~2023年4月30日までまだまだ新規契約者増OKということは、燃料費調整額単価の上限撤廃もキャンペーン終了まではなし!?
20A⇒682円×3=2046円得
30A⇒1023円×3=3069円得https://t.co/vLau4Wcp7g— しゅふでん|北海道電気代比較ラボ (@syufuden) December 1, 2022
北ガスの電気 は、最大3ヶ月基本料金無料キャンペーンを2022年12月1日~2023年4月30日までで開始されました!
少しでも安さを優先するなら、2023年5月までは、燃料費調整単価の上限撤廃なしと予想して、北海道電力従量電灯Bより約3%+キャンペーン分安い北ガスの電気を選ぶという方法も。
ただ、キャンペーンの適用を受けると、1年間は契約しなくてはならないので、お気をつけください。
北ガスの電気が、2023年5月以降に燃料費調整額単価上限を撤廃すると、結局、高くなるかも・・
ただし、北海道電力従量電灯Bプランもその後、燃料費調整額単価上限を撤廃される可能性もありますが・・
迷いどころです・・
何度も書きますが、ストレス少ないのは、北海道電力従量電灯Bプラン!という私の結論ですね。
【2022年12月22日追記】北海道電力従量電灯Bの値上げ正式発表
2022年12月22日午後16時30頃、北海道電力従量電灯Bの値上げ正式発表・・されました。
【北海道電力が値上げへ】燃料高騰 240万件契約の規制料金プラン 時期や値上げ幅は検討中(STVニュース北海道)#Yahooニュースhttps://t.co/FW6UBTeczj
— しゅふでん|北海道電気代比較ラボ (@syufuden) December 22, 2022
先行された北海道新聞やNHKの報道に対して、正式発表ではないアピールしたものの、結局、北海道電力従量電灯B値上げ正式発表・・
具体的な電気料金の水準などについては検討中。
検討結果⇒まとまり次第、お知らせすると発表。
時期も値上げ幅もまだ未決定ということから、先に報道されて急遽記者会見だったのか!?と思ってしまいます。
いずれにしても、北海道電力従量電灯B 値上げ 決定です。
値上げ時期決定しだい、今後の最適解を検討していきましょう・・