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1番投手大谷の他1番中田も提案!栗山監督の野球を追及する考え方

日本ハムファイターズ栗山監督

日本ハムファイターズ栗山監督

1番、投手、大谷翔平。初球、先頭打者ホームラン!7月3日の日本ハム対ソフトバンク戦での出来事です。

その日は大谷の凄さに驚きましたが、その後、栗山監督の「1番、投手、大谷」という異例の打順の真相を新聞記事などを読んで、私は栗山監督の常識にとらわれない考え方・思考に尊敬の念を抱きました。

采配などで批判(特に投手の使い方)もあるのでしょうが、選手を結果だけでなく、過程もしっかりみてくれる監督。そういった意味では、まさに「理想の上司」にふさわしいと思ったわけです。

栗山監督は常識外と批判されようがブレずに常に常識を疑ってみる考え方の持ち主

「1番、投手、大谷」は、ずっと前から考えていたそうです。

おそらく、最強打者を1番に起用するという考え方がベースとなったのでしょう。あとは、投手ということでの打順の影響などなどさまざまな要素が絡み合って、考え抜いた結果。

栗山監督は、打順にはさまざまな可能性がある。と言う考えの持ち主。

まさに、野球界のセオリーというのは、本当なのか?今まで長年培われてきたものだけども、それで思考を停止させていいのだろうか?たぶん、こういうことを常に考えていらっしゃるのでしょう。

打順に関しては、監督就任1年目の開幕オーダーに「2番、稲葉」を起用したのが、最初の常識にとらわれない打順のスタート。

「2番、稲葉」も驚きでしたがそれをはるかにしのぐ、5年目驚愕の「1番、投手、大谷」を実現させました。

実は「1番、中田翔」という打順もコーチ陣に提案していた!

なんでもありか!と言われてしまいそうですが、栗山監督にしてみると超真剣。おそらく何が何でも3連勝するという強い決意の表れだったのでしょう。

最強打者を1番に起用すると、打席が多くなりそれだけ得点力があがるのでは。という思想の持ち主ですから当然と言えば当然。

さすがに、「1番、中田翔」というのは、コーチ陣に認められなく実現はしませんでした。

出来ることなら、私もその監督・コーチミーティングに出席したい!どういうやり取りがあったのだろう!?気になる~!白井コーチもビックリ!だったのだろうか。

すべての間違いは「分かった」と思ったところから

未徹在

見出しの言葉は、栗山監督が2015年シーズン終了後すぐに出版された本「未徹在」第4章に書かれていました。

自分は分かっていると思ったところから、すべての間違いは始まっている。これが正しい、これが一番いいんだと思ってしまうと、そこからおかしな方向に走ってしまう。

まさに、常識を疑ってみる。先入観にとらわれて思考停止していないか?ということなのではないかと、解釈しました。

すべてこの考え方をしていると、疲れてしまいとても精神的には持たないのですが、上手く行かない時にこの考え方でオレいいのか?これが正しいと考えていたことは、本当なのか?などと、時には立ち止まって考えることもやはり重要。

そして、答えらしきものが見えてきたかもしれない。という程度に留めておくことも必要ということ。

私は、今までの考え方や生き方、どちらかというと皆がこうしているからオレもという考え方というか流されて生きていた。でも、本当にそれでいいのか?その考え方って自分の意志?などと、40代に突入して少し考えるようになった。(遅)

正解はない。あるのは正解らしきもの。そして最終的に決断するのは、自分。

だから、「先立つ後悔を考えてみる。」という言葉に反応したのでしょう。

札幌在住妻子持ち42歳男、脱サラして表向き自営業で中身は主夫

 

栗山監督の「未徹在」。書評ブログを書こう書こうと思いながら書けていないので、近日中に書きたいと思います。2016年シーズン終了後にも新刊を出版するはずですので、その前には・・・。

「未徹在」を読むと、栗山監督の選手に対する考え方などが理解できるかと思います。選手を信用しているからこそ出来ること。その信用のためによく選手を観察しています。そこからその選手にあったコミュニケーションのとり方などをしているのです。

決して結果だけを見ていない!きちんと過程も見てくれているのです!これはなかなか出来ないことかと。もっと言いたいですが、後日にします。

「未徹在」は、日本ハムファンはもちろん、野球ファンならスラスラ読めちゃいます。それでいて、部下をもつビジネスパーソンであれば、いろいろ考えさせられる内容になっていると思いました。

栗山嫌いの方も読むと、考え方が変わるかもです。先入観にとらわれず読んでみるといいですよ!(投手交代についても言及してますよ)

1番投手大谷の初球ホームランには、立場を忘れて「すげーっ」と思った。

インタビューなどの最後に、一野球ファンとしてのコメントも言ってくれる。こういう発言が栗山監督の人間味あふれるところでしょうか。私は好きだな~~。

今回は、「1番、投手、大谷」を起用した栗山監督について絶賛しましたが、やはり、起用に応えた大谷翔平は、超人ですね!!

まさにスーパースターということでしょう。そのスーパースターのいるチームが日本ハムファイターズ!

ご当地ひいきチームなのに、私はまだ生観戦したことがない。早くしないとメジャーに行ってしまいますので、機会をつくらなければ!

ファイターズは昨日7月5日も勝って11連勝!ホークスとのゲーム差も5.5に縮まりました!まだまだ勝ってパリーグを盛り上げて欲しいです。

私の予想では、栗山監督今季で終了かと思っています。球団は慰留すると思っていますが、本人が身を引くのではないかと。

就任最初と最後に優勝。最後は日本一になって送り出したいですね。(次は稲葉監督!?)

ただ、ホークスとの優勝争いで未練を残したらもう1年あるかもしれないかな~(笑)